黒ずくめ(20170216)

毎朝5時50分に家を出て6時6分発のバスに乗ってJR高槻駅に向かっています。

家内がけがをするまでは、同時間に自家用車で駅まで送ってもらって、今朝乗った電車の3本前の6時4分の電車で出社しております。いずれの場合もJRの駅まではまだ真っ暗な夜明け前です。

今朝のバスでもそうだったのですが、この夜明け前の真っ暗な早朝の時間帯に「黒ずくめ」の服装で歩道のない細いバス道を歩いておられる方を多く見かけます。

中には反射テープのついた靴やジャンパーを着ておいでの方もおられますが、バスや自家用車から見てますと暗闇に忍者の様に隠れて直前まで見えない事が多く、よくヒヤリとさせられます。

今朝のバスでは、対向車があるところでいきなり歩行者に気づかれたのでしょう。バスが大きくハンドルを切って急に対向車線を少しはみ出しました。対向車は驚かれたでしょう。

夜の長い冬場での夜明け前や夜間に黒ずくめは自殺行為です。自らが無事でも他の事故を誘発させかねません。自分の身を守りたければ、先に書いたような反射テープを利用したり、手に懐中電灯を持ったり、目立つ白い服を羽織ったりと交通事故からの自己防衛策を取るべきです。

「お前が気付け」と思われた方は、きっと其の内に事故にあいますよ。

今朝のバスや対向車のバスの運転手だけでなく多くのバスの乗客もヒヤリとさせられたと思います。知らぬは後ろ向きだった件の黒ずくめの歩行者だけかもしれません。ご本人が知らない間に世間に迷惑をかける事のない様にしたいものです。

世間に迷惑と言えば今朝は通勤電車内でホームレスと思われる20歳代前半の若者が、生活道具を床に置き、靴を脱いで座席にうつ伏して寝込んでいました。真っ黒に汚れた靴下で座席を汚すのだけは遠慮したのか、靴を抜いた汚い靴下の下には新聞の折り込み広告を敷いていました。

ただ、通勤時間帯なので多くの方が立たれておられました。多分電車は暖房が効いて暖かいので安眠の地なのかもしれません。どのような身の上かわかりませんが多くの方が顔をしかめて座席をあきらめて他の場所に移動されておられました。

車外からは頭が見えないので空席に見えるのでしょう。駅でドアが開くと座席を期待した方が急ぎ足で乗り込まれ、この若者をみて顔をしかめて先の様に他の場所を探されます。

この様な状況を皆さまはどうおもわれますか?

迷惑な若者だ!若いのになんだ!たたき起こしてやろうか!いやいやこのような若者を作り出す政府が悪い。日本にはまだまだ貧困があるのだ。苦労しているのだからゆっくり寝かせてやろう、この様な様にならなかった自分は幸せだ等々・・・・いかがでしょうか?

色々な事を考えさせられる朝のワン・シーンでした。

さて、本日は合気道「眞武館」ふれあいセンター道場での合気道指導日です。

今日も超多忙な一日ですが、夜の合気道を楽しみに元気一杯頑張りたいと思います。









  1. 暗い道を小型の懐中電灯で地面を照らして歩いている黒装束は、自己アピールしてるつもりみたいですが反射材でアピールしている人より見難いですね!
    各々の立場を経験しないと分から無いのでしょうが

    (◞‸◟)

    • まぁ、何もしないよりはマシですが、最近はLEDの小さいけどものすごく明るい懐中電灯がありますが、それを振りながら走ったり歩かれると、変に幻惑されて距離感がわからなくなることがあります。明るければ良いわけでもなさそうです。(-_-;)

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