短刀取り の基本稽古(20151207)

昨夜は合気道「眞武館」島本道場での合気道指導日でした。昨日の稽古内容は、先日の古曽部教室での 短刀取り の基本稽古の復習としました。

稽古参加者は、T尾さんとM野さん、G輪さん、関大合気道サークルのY倉君でした。実はお休みの高校生のT野君はテスト勉強の日々が続いております。

短刀の握り方、捌き方の基本からの復習です。武器技の稽古をあまりなさらない道場では、正式な短刀の握り方、捌き方の作法を知らない方が多く見受けられます。演武の際などに短刀を扱う姿でその道場がきちんと武器技の稽古をされ、基本的な武器の捌き方を習われているのかどうかが直ぐにわかります。

そもそも何事も基本が大切です。短刀であっても、安直にむやみに扱うのではなく、我が合気道「眞武館」門下生の皆さんには、なぜそのような握りでそのように扱わなければなければならないのかと言う事も含めて覚えていただきたいと思います。

鍔のある刀と鍔の無い短刀では順手で握るにしてもその握り方の理合は異なります。そのような理合を知ったうえで握らないと本身の短刀を握った際に思わぬけがをすることになりかねません。逆手持ちの場合は、間違った構えの方がいかに多いか、嘆かわしく思います。

昨夜の稽古内容は、先に書きましたように昨日報告の古曽部教室の復習とし、古曽部と同じ内容で以下の通り、

  1. 禊の行
    1. 天の鳥船運動
    2. 振り魂
  2. 体の転換
    1. 前後斬り返し正面打ち体の転換
    2. 一人体の転換
    3. 二人体の転換
  3.  短刀取り
    1. 短刀の持ち方と構え方
      1. 正面打ちの構え順手持ち
      2. 正面打ちの構え逆手持ち
      3. 突きの構え順手持ち
      4. 二刀持ちの構え
    2. 正面突き小手返し 短刀取り
    3. 正面突き内内転換二教腕固め 短刀取り
    4. 逆手持ち正面打ち五教腕固め 短刀取り
  4. 天地投げ

古曽部の稽古時間は4時間、昨夜の島本道場は2時間ですので、全く同じ内容は時間的に無理でしたが、唯一「六教肘固め」を除いて全てなぞる事は出来ました。

今回の 短刀取り の基本稽古は基本技ばかりですので短刀の扱いの基礎動作と合わせて是非身に着けて頂きたい事ばかりです。

稽古に参加できなかった門下生も多いので、また、次の機会には是非履修していただきたいと思います。

さて、お仕事の方ですが、いよいよグローバルな会議が明日に迫りました。先だっての日曜日もその準備のために休日出勤で、ここ一週間は帰宅も遅くなっております。

そのような中、朝一番に歯を磨いておりましたところ歯のかぶせ物がポロリと落ちました。

明日は海外の来客の方々とのパーティーもあります。本日中に歯医者に参らねばなりません。

「忙中に閑あり」とは言いますが、まさかその逆にこのような事態になるとは…

明日の準備を早めに切り上げなくてはなりません。まさに、「忙中に忙あり」です。

正に、「泣きっ面に蜂」とは、この様な事ですね。

2015年の 本日迄の稽古時間/稽古日数=408時間/137日

 









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