昇段審査(2013.02)

先週の月曜日に二番弟子S木さん、昨日は一番弟子K藤君の初段昇段審査を行いました。

何よりうれしかったのはお二人がこの3年間で見違えるように成長された事でした。

座技、半身半立ち、二人掛けと多岐に亘る課題を見事にこなして頂けました。お二人の成長は眞武館での指導の成果そのものです。既にお二人の黒帯は随分前に用意いたしております。お二人がこの帯を締められて袴姿で演武されるのが楽しみです。

昨日の合気道「眞武館」島本道場は、一番弟子K藤君、四番弟子H本君、五番弟子T尾さん、九番弟子N田さん、十一番弟子M田さん、十三番弟子T玖君でした。

いつものように準備体操、禊、杖を用いた手首の鍛錬、杖回し、杖捌き、正面打ち素振り、正面打ち八双返し、正面打ち八双返し後下段突き下段返しと素振りを進め,五狐の剣、禊の太刀を行って休憩を入れました。

昨日は、先だって古曽部で行いました気の流れによる相半身交差持ち一教に最初に体の転換を入れ、体の転換からの体捌きの稽古をして頂きました。

剣の理合いで技を行う事を旨と致しておりますので剣の素振りと同じく脱力した上で、大きな気で刃斬りの音が柔らかい動作の中でうなる様な体道動作を心がけて頂きました。気の出ていない小さな動きにならないように大きな気を常に自己の中に意識して頂き、腹作りとしました。また、気合わせの段階から気結びまでを大切にしていただき、受けの動きを最初から最後まで知覚して技を行い、無理やりでなく導く事によって技とするように指導いたしました。

最後に先の一番弟子K藤君の昇段審査を行ったわけですが、流石に一番弟子だけあって見事でした。眞武館で初段となられた有段者がこれで3名です。一歩ずつですが眞武館が確実に歩みを進めている事を実感できて本当にうれしい限りです。

(2013年の本日までの稽古時間/稽古日数=53時間/23日)









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