お引越し

我が家のお隣さんは、日本でも有数のとある会社の現社長のお宅である。社長業となられてからは、東京に移住され現在は空き家となっていたが、先週売りに出て、昨日早くも売却先が決まったようだ。

私がこの家に入居したのは約20数年前で、バブル崩壊直後ではあったが、まだまだ不動産が高値であった当時に新築入居した。お隣は当時ご主人が海外勤務で、大きなドーベルマンを買うとの事で最初から敷地境界のフェンスを通常の二倍以上の高いものに変えられていた。

そのドーベルマンは早々になくなり、次にゴールデンリトリバーを飼われ、盲導犬パピーの養育をされたりしておられた。

非常に上品なご家庭で、大きな犬を飼われておられても問題になるようなことは一度もなかった。

さて、次はどのようなご家族が越してこられるのか。我が家の周りでは裏のお宅も、お向かいも既に分譲初期の方とは変わられた。今度はお隣である。

そういえば、最初に出来た自治会で監事をご一緒した方もご夫婦共に既にこの世を去られました。

我が家も20年前、父をなくした母との同居のため、私の持ち家と実家を売却して、二世帯住宅のこの家に移り住んだので、それなりに広い家なのだが、既に長男は結婚して独立し、二男も来年は就職である。

当初同居していた母も特老に入所し、今は入院中だ。5部屋ある部屋も二部屋は物置になっている。納戸にしているウォークインクローゼットとあわせると三部屋が物置である。二男が家を出ればますます寂しい状態になる・・・・・愛犬のソックス(黒芝犬で本名は誠の黒夜叉号)も齢13歳で結構な歳だ。

歳が経つという事は、本当にあっという間の出来事であり、幸若舞「敦盛」の一節「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」と信長が出陣の際に詠った気持ちも分かる歳になり、その信長が打ち果てて破れた歳も越えました。

お隣のお引越しで感じたことを書いてみました。少し寂しい気持ちです。

今日の母は、非常に元気で色々と出ない声で話してくれました。お隣が引っ越された事を伝えると、我が家の事だと思うのですが、一言「いい家やったなあ」とつぶやきました。

その母の六畳二間続きの和室も一部屋を二男が占領し、一部屋は物置化しております・・・・

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