入り身転換反射道 の原点とは

入り身転換反射道 の基本稽古を行うためには、先ずは 入り身転換反射道 の原点に立ち返り、よくその基本理合いを理解しておく必要があります。

入り身転換反射道 の原点は「不戦不敗」であり「いたずらに競い合わない」心と精神の養生です。

これは「正勝吾勝勝速日」の根本理合いに基づき、常に正しい呼吸法の下に平常心を常態化する修行となります。

そしてこれらの魂を技として具現化し体現していくのが 入り身転換反射道 の基本稽古となります。

以上の根本理合いを実現するために合気道 「眞武館」では以下の三大理合いを念頭に置いて稽古をしていただいております。

  1. 正中線の理合
  2. 間合いの理合
  3. 中心取りの理合

また、基本動作を行う上でのキーとなる以下の理(さとり)も重要としております。

  1. 受霊(ウケヒ)の理
  2. 円転の理
  3. 陰陽の理
  4. 気の流れの理

これらの理合いや理にそって、「結びの御業」の体現を目指していただいております。

少しでも競い合いの精神が芽生えると、例えば「先を取ろう」とか「受けを打ち倒そう」などの欲が芽生えると 合気道 としての技が成立しません。

合気道 は、「やまびこの道」であり、この事が「 入り身転換反射道 」の原点です。

小さな競い合いの精神から体の力みが生まれ、その力みが受けに反射して自己に帰ってきます。

大声で奇声を上げた声には、山彦は同様に大声の奇声で返してきます。やわらかで穏やかな声はそのような山彦が帰ってきます。

競い合いの心は無駄な身体の力みや力業を生じさせ相手とのぶつかりを生み出します。心身統一和合の合気道では平常心での柔らかな素直な力での技の繰り出しが肝要なのです。素直な力が最も強いのです。

自己の身体や精神の中に自然体の柔らかな魂魄の統一体を構築する努力を念頭に置くことが必要です。

自己の統一体ができれば、受けや敵とも自己が動けば相手も自己を中心とした思いのままに動くという合一和合の技が繰り出せるようになると考えております。

現在は木剣や杖も用いて 入り身転換反射道 の原点に立ち返った、 合気道 の基本動作による基本稽古を入念に行っております。

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