鎮魂(20150311)

あの大震災から4年がたちました。

「もう四年も・・・」と思う気持ちと、「まだ4年しか・・・」と言う気持ちが入り混じって戸惑われておられる方が多いかと思います。

私もその一人です。

今日は、誰しもがいずれかの場所で「鎮魂」の祈りを奉げられている事と思います。

「鎮魂」とは、一般的には「死者の魂を慰める事」とされておりますが、我が合気道では「鎮魂」は「みたましずめ」と読んで、体内にある霊魂を鎮める事であり、「振魂」も「鎮魂」の儀式のひとつです。外から魂をゆすぶって魂に活力を与えます。

いずれにせよ合気道は「天の浮き橋にたって人類救済を行う」事がその使命です。

悲惨な災害の記憶を魂に刷り込んで、日々の研鑽で謙虚に鎮魂のための修行を積んでいきたいと思います。

直接的には何も出来ず、歯がゆい思いですが、亡くなられた多くの犠牲者の方々のご冥福を祈念すると共に、今なおご不自由をされて居られる被災地住民の方々のご健康とお幸せの為に、被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。









コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です