合気道:眞武館島本道場稽古指導

本日は、合気道眞武館島本道場の稽古指導日でした。

本日の稽古には、一番弟子K藤君、二番弟子S木さん、十一番弟子U城さん、十三番弟子U道さんが参加されました。U道さんは腰痛を押してのご参加でしたので、腰にご負担の無い様に慎重に稽古いただける様お願い致しました。

今日は、体の転換での取りと受けの動作について、約束稽古としての理合いと共にご指導させていただき、それぞれの動作をしっかりと身に付けて頂く事から稽古を始めました。

まずは、合気道の奥義であり、最も基本となる「体の転換」(入り身転換術)を身に付けていただく事が今後の成長の大きな糧になりますのでしばらくはこの「体の転換」の指導にこだわっていこうと考えております。

一時間近く体の転換の稽古を行った後、最初にお教えする一教として「相半身交差持ち一教押え込み」を事細かく指導させて頂きました。くの字の歩み(網代足)での体捌きと入り身をしっかり稽古いただき、そこから一教腕押さえ、押え込みと言う具合に分解して部分稽古をして頂き、最後につなげて全体に流れのある技としました。

この様な細やかな稽古の中で適時合気道の理合いについて細かく説き、基礎動作を身に付けていただく事を目的とした稽古とさせて頂きました。

この稽古の目的についてもご説明させて頂き、今ご自信が「何のための稽古をしているのか」と言う事をご理解頂いた上で稽古に臨める様にと配慮致しました。

3級になった一番弟子、二番弟子のお二人には基本技の復習と共に基本技の指導方法を学んで頂き、また、自らお教えすることによって「教える事は学ぶ事」の実践をして頂きました。私自身も三級の時に門川師範からビギナーの指導をすることで「教えることは学ぶ事」の実践をご指導いただきました。当時、師範には「江見さんは教えて覚えるタイプやから、しっかり教えてあげてください。」と仰っていただき、師範の師範である故田中万川師範から同様に門川師範もご指導されたお話しもお教え頂きました。

どのようなビギナーの方であっても技を施す時はきっちりと導ける様になる事。相手が何が出来て何が出来ないのかを見極めどうすればその穴を埋める事が出来るのかと言う事に心を砕く事が大切です。また、自分の指導の未熟さを知り、その未熟さを乗り越える熱意も必要だと考えております。門下生の皆さんにも同様の考えを持っていただければ幸甚です。教える者は天狗になった時、その成長が止まります。教える立場でも成長する意欲と努力をなくしては成りません。

道場の仲間が上達すれば間違いなく自らの稽古も良い稽古になって行くのですから、進んで皆で上達して行こうと言う心が大切です。眞武館全体で上を目指そうではありませんか。

このような形での基本稽古で二時間があっという間に過ぎました。当分この様な稽古を続けたいと思います。何事も基礎や基本が大切です。(^O^)b

(2011年の本日までの稽古時間/稽古日数=251時間/97日)









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