板の間での稽古

しばらく武ログの更新を怠っておりました。

本日の眞武館の稽古は、訳有って板の間での稽古となりました。他団体がいつもの柔道場を団体予約されていた為です。

いつものように電話にて柔道場の空き状況を確認したところ、珍しく本日は団体予約が入っているとの事。管理事務所の体協職員の方が、ご親切にも予約団体に連絡を取って、二階の板の間(剣道場)と一階の柔道場との予約を入れ替えていただけないか交渉してくださるとの事。結果的には諸事情で、交代していただけなかったのですが、電話連絡等親身に交渉していただけた職員の方に本当にありがたいことだと感謝いたしました。

で、眞武館立上げ以来初めての板の間での稽古となりました。
実は、20年近く前に勤務先の会社で合気道部を立ち上げたときは、会社の厚生施設であるクラブハウスには畳みやマットが無く、小さなエアロビ体操用のよくすべるマット二枚だけで受身を行ったりした経験があり、私自身は板の間での指導経験はありました。
で、今日は、いつもの準備体操や交差持ち一教での気を発する鍛錬の後、板の間でも問題なく出来る体の変換について、私なりの考え方を説明すると共に、体の変換動作を入念に行いました。

その後、船漕ぎ運動を鏡の前で自分の姿を確認しながら行っていただき、この運動の応用として正面打ちからの一教押え込みを稽古しました。相手の正面打ち動作を見切る事、見切って入り身し、音なしの剣の要領で相手の手刀に気合わせし、気結びにつないで受けの手刀を制しつつ押え込む。以上の組稽古を汗でびしょびしょになるまで繰り返しました。

暑い中なのと、72歳になられるTさんもご参加されていたので稽古の合間の休憩時間はたっぷりととり、合気道についての質問や歴史について説明をさせていただきました。

正面打ちからの入り身投げを行い、座技呼吸法で本日の稽古を終えました。

何とか板の間でも通常と変わらない稽古ができました。

このように、色々なものが不足する環境で稽古を行っておりますと、いつも暑いだの、マットが硬いだのと不平を言っていた環境が、実は天国のような贅沢な稽古環境であった事を痛感します。やはり、何事もハングリーな環境で物事を体験する事も必要な事だと思います。板の間で受身をしてみて初めて自身の受身がきちっと出来ているかどうか、怪我をしない受身の為にはどのようなことに気をつければ良いかが分かります。

良い体験が出来た一日でした。

稽古の途中で妹から緊急電話があり、義叔父の訃報を告げられましたので、本日はシャワーを浴びずに早々に帰宅いたしました。

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