山彦の道(20160825)

昨夜の合気道「眞武館」ふれあいセンターでの合気道指導は、いつもの様に合気道における基本動作の稽古を徹底致しました。

色々な技を覚えるのは楽しいのですが、どのような習い事でも同様に、先ずは基本を固めることがビギナーの方々には肝要かと思います。

昨夜は、T尾さんを除いてM田さん、M下ご夫婦、至誠館のS田さんとビギナーの方がそろわれましたので、本当の基礎動作と合気道の基本的な理合について稽古頂きました。

先ずは「裏三角に半身に立つ」、それを維持しつつ前後に歩む、そして「入り身転換」としての「体の転換」、「網代歩き」をそれぞれ「正中線を守る」と言う理合のもとで稽古頂きました。

これらの基本動作をベースにして「相半身正面打ち一教抑え込み」に展開し、この中で「体捌き」「継ぎ足と追い足」、「胸を立て腰を落とす」等の実践稽古をして頂きました。

続いて「逆半身片手両手取り」で「一教抑え込み」と「二教抑え込み」の両方の技を「斜め後方への体捌き」によって行って頂きました。

この間、常に腕を「象さんの鼻」として脱力して技を行って頂きました。決して受けを引っ張ったり、ぶつかりながら押すことのない様に「崩し」と「合一和合の合気」を意識して稽古に臨んで頂きました。

この中で、主題の「山彦の道」と「手の重さ」についてご説明し、体現をして頂きました。

「山彦の道」は合気道そのものだと開祖は仰られておられます。また、私自身は故田中万川師範の提唱された「入り身転換反射道」は、「山彦の道」そのものであり、「合気道」そのものであると考えており、先の「逆半身片手両手取りからの斜め後方体捌き一教。二教固め」と言う技には、身体全体を使った「入り身転換反射道」の大事な理解の稽古となる要素が多いと考えております。

その為、この技での体捌きの中での「入り身転換反射道」としての理合について詳細にご説明させて頂いて、この基本動作を十分意識して頂いた上で、手先だけで行う技ではなく、全身を使った技を意識頂きました。

その上で、「手の重さ」の稽古に入りました。

本当に脱力して手を差し出すには、合気道の技で一番強い技、「握手をする」を思い描いて「受けと仲良くする」気持ちで何の意図ももたない、「手の重さ」だけを相手に与える事が肝要です。

その様な手で差し出された手では、受けに握られたまま「正中線」と「臍下丹田」に置かれた手を維持しつつ座り込むと、受けも座らずを得なくなります。これは受けの手に体重をかけることなくおのが手に力みを入れることなくできる事です。

これを先ずは体現していただきました。

そして「象さんの鼻」とした脱力した手による「逆半身片手両手持ち」の状態から力まずに受けの必死の抑え込みを左右に動かし、最後には呼吸上げを行う呼吸法の稽古に発展させて頂きました。

最後に座技呼吸法を力みを入れずに軽い動作で行う手法をお教えして稽古を終えました。

座技以外は、「裏三角の半身立ち」、「網代歩き」、「気合わせ、気結び、気納め」、「気の流れの中の合一和合」、「正中線を守る」、「脱力と抜き」、「ぶつかる事とぶつからない事」等やその他多くの基礎動作の組み合わせで成り立ちます。

基礎動作を身につければ「武産合気」で技の展開は自由自在となります。

今後も合気道「眞武館」では故田中万川師範の「入り身転換反射道」を探求して真の合気道を修行していきたいと思います。

2016年の本日迄の稽古時間/稽古日数=308時間/103日

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