身を守る(20160622)

昨日、またもや釧路市での殺傷事件が報道されました。先だっても階下の住人に路上でいきなり刺されると言う様な事件もありました。アメリカでも無差別乱射事件があったばかりです。人の命が非常に安易に失われていきます。

この様な世の中で、私共が研鑽する合気道は、どのように世に役立つのでしょうか。

合気道の魂で、この様な事件が起こらない世の中に導いて行く事が本来の目的なのでしょうが、それを達成するには時間がかかり、限界もありますので、先ずは自らの身を守る手段として活用する事から始めるしかありません。

「危険なところには近づかない」とか、「まずは逃げるが勝ち」とか申しますが、今回の様にいきなり背後等から刺されたら如何ともしがたいとも思われます。

達人であれば、遠くの殺気も事前に感じられ、対処出来るのでしょうが、修行中の身ではそこまでに到達するのには時間もかかります。

それでも少しでもこのような災難に見舞われたときに対応できるだけの稽古を積んでおこうと努力するしかないようです。最初に襲われるとは限りませんし、一撃を食らっても二の手、三の手から逃れる事が出来れば命は助かるかもしれません。

人の命が軽く扱われる時代だからこそ、人の命を自らだけは大事に扱いたいものです。また、その精神を少しでも周りに広めることが合気道修行者の務めなのだと思います。それが我が身と他の方々の身を守る事につながって行くのでしょう。

「天の浮橋に立ちなさい」と言う開祖のお言葉を再認識させられ、自らの力の至らなさを知る事件でした。

亡くなられた方のご冥福を祈り、ご遺族の方々へお悔やみを申し上げます。また、けがをされた方々の早期のご回復を祈念致します。

平和で平穏な日々が世界中に続きますように・・・・

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