眞武館仕舞稽古

昨夜は合気道「眞武館」島本道場の稽古指導日でした。

来週の月曜日も道場稽古はあるのですが、リフレッシュ休暇でバリ島におりますので昨夜をもって私自身の今年の島本道場での合気道指導は最終日となり、眞武館での今年の仕舞稽古となりました。

本日火曜日も夕方から取引先との食事会で至誠館と夜の幹部会には参加できませんので稽古自体が出来るのも明日の至誠館と来週火曜日の至誠館、その後の至誠館忘年会、来週水曜日の至誠館の三日間しかありません。

昨夜の稽古参加は、一番弟子K藤君、二番弟子S木さん、九番弟子N田さん、五番弟子T尾さん、十番弟子M野さん、十三番弟子T玖君でした。

一番弟子K藤君に先日土曜日の古曽部防災スポーツ公園体育館での武器技稽古の折に、木剣三本を持ち帰っていただき、昨夜持参願ったので、これで島本町立体育館には木剣三本(大刀二本、中刀一本)と杖三本を据え置きとさせていただく事になりました。これからは杖の稽古以外に合気剣や合気抜刀術の稽古を十分に行える様になります。

今では眞武館の門下生は入門したてのビギナーの方を除いて全員が杖と木剣を持参頂ける様になっており、今回至誠館からの出稽古の方々の分と私自身の指導用の分を用意出来ましたので完璧な状態になりました。会社帰りに指導に参っております都合上、会社に木剣や杖を持ち込むのが憚れます為に、これまで苦労して参りましたがこれで大丈夫です。

昨夜の稽古は、この一年の・・・と言うより、道場開き以来三年半の総決算として「剣から起きる、剣から始まる」と仰った大先生のお言葉の解釈や武器技と徒手技の関連性を中心に稽古頂きました。

いつもの準備体操と禊、杖を用いた手首の鍛錬、杖回しに続き、杖捌きに変えて昨夜は剣捌きの鍛錬を行いました。続けて剣による素振りは「正眼の構えからの正面打ち(左右)」のみとし、「気結びの太刀」を入念にお互いに立礼から着座しての拝刀、座礼、帯刀、立ち上がっての抜刀、気結びの太刀(四本)、立礼、着座、拝刀、座礼、立礼までを繰り返し稽古頂きました。

これに続けて「禊の太刀(四方払いの剣)」の稽古も行って頂きました。これまで稽古いただいた五狐の剣を一歩進めて360度自在に剣を操り体の転換を行って四方を切り結ぶもので、これも立礼から着座しての拝刀や座礼と言った礼法に始まり、禊の剣により天空より気を頂いて乾の方角に向かって天狐(八双)に構える事から始まり、「天狐(八双)、地狐(脇)、赤狐(正眼)、白狐(下段)、空狐(霞)」の五狐の剣の構えから「乾、辰巳、未申、丑寅」と四方を切り結んで行き、最後に納刀して着座、拝刀、座礼、立礼で終ります。この一連の動作の繰返し稽古を行いました。

さらに続けて、これまで合気道「眞武館」で大事に稽古して参りました、左半身からの抜刀の理合いによる「左相半身交差持ち抜刀一教押さえ込み」の稽古を行って頂きました。これは道場開き以来何度も稽古してきた技で、交差持ち一教押さえ込みの理合いのベースになるものとして稽古して参りました。

その流れから、これに続けて木剣をおいて徒手技での「相半身交差持ち一教押さえ込み」の稽古で今年最後の稽古指導を終えました。

最後に眞武館の合気道についてのお話をさせていただき、来週の自主練習の指導を五番弟子T尾さんにお願いした上で出席簿をお預けし、一年間のお礼と来年の稽古についてもお願いをして稽古を終えました。

今年一年、本当に門下生の皆さんや出稽古にお出で頂いた皆さんありがとうございました。来年もよりよい指導と楽しい稽古が出来ますよう知恵を絞りますのでよろしくお願い致します。

今年の稽古指導完了です。

2012年の本日までの稽古時間/稽古日数=441時間/186日)









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