体の転換からの技の流れ

昨夜の合気道「至誠館」市役所道場での稽古には一番弟子K籐君が出稽古に来ていました。ここの所、これまで多忙で稽古がすくなっていた分を取り戻すかのごとく熱心に稽古に出てきています。

初段になられた関大合気道サークルのT畑君も就職前の最後の学生生活を楽しむように連日稽古に参加されています。真新しい袴姿もなかなか凛々しいです。

昨日の稽古は逆半身片手持ち体の転換からの技の展開でした。片手持ち技での受けに対する結びは当然持たれた手がそのきっかけとなります。物理的にはこの手に結びを入れる事が肝要となりますが、本来の結びは接触点だけではなく、受けの身体(魄)と気(魂)の両方、受け全体との結びが大切ですが、先ずは触れられた部分との結びが必要です。

この受けの腕の状態が受けの身体全体への結びが入るかどうかの重要なポイントにもなります。

どうすれば取りの動きを受けに伝えることが出来るのか。そのために受けの腕の状態をどのように導くのか、取りの小さな動作に共鳴して受けが大きく動く。体の転換は、相手の攻撃の気や動きを外すと共に掴まれた手に結びを入れて、取りを中心に受けを自由に動かす事が出来なくてはなりません。ただ、動かそうと引っ張ったり押したりするのではなく魂魄の和合が大切であり、そこに争う気持ちがあってはなりません。

逆半身片手持ち体の転換はそのような合気道の特色である、入身転換反射の道を凝縮した技だと考えております。

イクムスヒ、タルムスヒ、タマツメムスヒの全ての理合、氣合わせ、気結び、気納めがそこに入っていなければ成りません。型におぼれると本来の結びの御技が見えなくなります。力で勝負せず、「合一和合」による理合いを大切にしたい技の稽古として取り組みたいものです。

(2012年の本日までの稽古時間/稽古日数=108時間/43日)

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