道場稽古の戒め(20161018)
昨夜は、合気道「眞武館」島本道場での合気道指導日でした。
昨夜はまた、新しい仲間が増えました。M田さんです。宜しくお願い致します。
M田さんは、眞武館門下生に多い福祉系にお勤めの方ではないのですが、福祉系にお勤めの方々と同じくやはりシフト勤務制のご職業です。
これで我が合気道「眞武館」道場は、大半の方がシフト勤務制のご職業の方ばかりという事になります。なぜか類は友を呼ぶのですね。
皆さん勤務シフトを工夫されて稽古にお出でくださっており、頭が下がります。M田さんも宜しくお願い致します。
さて、今年に入って入門者が増えましたので、昨日の合気道の稽古はビギナーの方々が多くそろわれました。
稽古参加者は、T尾さん、M田さん、K谷さん、N尾さん、M田さん、至誠館からS田さん、関大合気道サークルからY倉君、Y田君でした。
多くの方に稽古参加いただけ、しかも初心者の方が多かったため、いつにもまして合気道の基礎動作の習得に終始した稽古となりました。
- 準備運動
- 杖を用いた手首の鍛錬
- 杖捌き
- 杖回し
- 杖素振り
- 「正眼の構えからの正面打ち」による一教動作と正中線と臍下丹田への意識の養生
- 木剣素振り
- 「前後斬り返し正面打ち体の転換」による入り身転換術、一教動作と正中線への意識の養生
- 「左右斬り返し正面打ち体捌き」による体捌きの習得
- 網代歩き
- 受け身
- 前転受け身
- 後転受け身
- 体捌き
- 前後組み換え体捌き
- 斜め後方体捌き
- 逆半身片手持ち体捌き四方投げ
- 基礎動作である斜め後方体捌き習得のための四方投げの稽古
- 稽古場での心得
- 見て取り稽古の重要性について
- 並んでの稽古時に順番待ちの際に勝手稽古を行わず見て取り稽古を行うこと。
- 見て取り稽古の重要性について
以上の様な初心者向けの稽古となりました。
最後に「見て取り稽古」と稽古場での心得についてお話いたしましたが、ついつい順番待ちの時に一人稽古や近くの先輩に教えを請い、その場で稽古を行いがちですが、これは、本来の順番で稽古している方が飛んできたときにぶつかって大けがをする危険性があったり、何より稽古中の方に非常に失礼ですので我が合気道「眞武館」道場では固く禁じております。この様な失礼な稽古は武道家としても行わないと肝に銘ずるべきです。
また、一人勝手に稽古しても内容が間違えていれば間違う稽古ともなりますし、その様な場所で稽古しても師範の目が届かず、間違いの指摘や指導も行き届かなくなります。
しっかりと上手な人からは手本として、まだまだ上手でない方からは反面教師として何処が良くて、何処がいけないのかを見て取ることが非常に重要です。
見て取り稽古で自分の動作のイメージ作りをして次の順番に備えるべきです。
厳重に戒めて稽古を終えました。
新しい仲間が次々と増えて道場に活気が出て参りました。ベテランの方の休会が色々な状況で増えておりましたが、何とか稽古も盛り上がって参りました。休会を終えて戻られたときに活気あふれる道場にしておきたいと思います。
これからも門下生のみなさんよろしくおねがいいたします。
※事務連絡
今週の土曜日も古曽部教室は開催されますのでお間違えの無き様願います。(至誠館の稽古カレンダーや高槻市合気道連盟のスケジュールページの情報に誤りがありました。)
2016年の本日迄の稽古時間/稽古日数=373時間/125日