胃カメラの結果(20130905)

昨日の胃カメラ(内視鏡)検査の結果、幾つかの事が分かりました。

先ず、22年も付き合って来たこの症状が、「逆流性食道炎」では無かったと言う事です。

胃カメラの結果は、食道から十二指腸にかけて非常に綺麗で、特にこの症状の特徴が出る胃の「噴門」部に何ら異常が認められませんでした。今回の結果は、2月以来二度のアナフィラキシー・ショック発症時の耳鼻科での鼻からのファイバースコープ検査や二年前の鼻からの胃カメラによる内視鏡検査と合致するので予め予想は致しておりました。

今回二年前の鼻からの内視鏡検査で生検もした「タコイボ隆起」もまた再度生検をして頂く事に成りましたが、念の為であり、生検の主な理由は「内視鏡検査5000件に1例」程度しか見つからず、まだまだ原因等が明確になっておらず、逆流性食道炎と誤診される事の多い「好酸球性胃炎」と言う極めて稀な病気の可能性が高いからとの事でした。

この病気の場合、今回の私のようにアレルギー症状が発症の前後や最中に見られることが多く、食物系のアレルギーに起因する胃潰瘍であると現在は考えられているとの事です。逆流性食道炎と同様の胸痛や食道の激痛症状があるので誤診される事が多い様です。

診断される事が極めて稀な病気らしいですが 、胃壁内に「好酸球」が浸潤していれば確定され、ステロイド剤で治療可能との事でした。

過去の私の血液検査の結果を確認して見たのですが、この好酸球の値が異常値まで跳ね上がったり通常値になったりを繰り返していることが自宅に保管している検査結果でも見て取れました。

非常に稀なこの症例も世界的にも増加しており、日本でも何故が増えて来ているそうですが、やはり未だに非常に稀な症例でインターネットでも難病治療センター情報等で参照できます。日本で数百例だそうです。

この病気かどうかが最終的に判明するのは、生検の結果がわかる二週間後だと言う事で、逆にこの症状ではなかった場合は、内視鏡検査以上に苦痛を伴う大掛かりな検査となるとのことで、多分22年前に京都府立病院の医師が「これ以上はかなり痛みを伴う辛い検査になります」と仰ったのはこの事で、高槻病院にはまだその検査機器は設備されていないので出来ないとも仰っておられました。

まあ、二十二年も付き合ってきた症状ですのでこのまま墓場まで持って行っても良いかもしれません。

ただ、当初は心臓発作としてニトロを服用したくらいの激しい発作がたまに起こるのが辛い位です。今迄の様に激しい胸痛と食道から胃にかけての激痛だけなら我慢していれば一時間前後で収まるので我慢もしますが、今回の様な「アナフィラキシー・ショック」が発症すれば命に関わるので、この際原因を確りと掴んで治療ができれば幸いです。

もう暫くこの症状と付き合いますが、腕の蕁麻疹だけでも今すぐに何とかならないかと切に願います。









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