人を見る
10月
15(金)
2010
今日は仕事が忙しくて至誠館の稽古に参加出来なかった。
ここ一週間は、部下達の人事考課に打ち込んでいた。本日がその締め切り日となるため、完了する迄は帰られなかった。
一生懸命仕事をしてきた部下達の成果を評価するのであるから、こちらも持てる能力を全て使い切って当たらないと申し訳無い。そもそも、人を評価する事自体がおこがましい行為だとも思うが、此れをせずには会社は廻らない。
そのような思いで何度も部下達の評価を納得が行く迄見直したので、遅くなってしまった。他の管理職の姿は既になかったが、私の様に優柔不断では無いのであろうか?
道場でも門下生達の昇段昇級の判断をする必要がある。
人を見るという事は、場合よっては、その人の会社人生や合気道人生を変えてしまう恐れもある。慎重に持てる能力を全て使っても余りある。せめて一人一人の被評価対象者に尊敬の念を持って当たりたい。
その様な事が和合の合気道の実践の一部かもしれない。