合気道 捌きの文化(20180702)

ゲリラ豪雨

昨夜は、 合気道 「眞武館」島本道場での 合気道 指導日でした。

昨日は非常におかしな天気で、一時は高槻市に大雨警報が発令されるくらいで、長岡京の社の4階の階段踊り場から高槻市の方を見るとちょうど高槻市中心部に雨雲から柱のように見えるほどの雨が降っているのが見えました。

これはものすごいゲリラ豪雨だと直感でわかるほどの光景でしたが自部屋に戻って5分もたたないうちに長岡京市にその雨が到来しました。

横殴りの激しい雨で駅前のバスターミナルではバスを降りた方々がバス乗り場の小さな屋根で傘をさしたままびしょぬれになって動けずにおられました。そこまで濡れたならあと少しでJR長岡京駅の駅舎なので走ればよいのにとも思いましたが雷とものすごい雨に最後までお一人の女性の方は動けなかったようです。

もうお一人、傘を差さずに突然の雨にあわれたのでしょう、この方もびしょ濡れのまま小さな屋根のバス停で立ち往生されておられましたが、そこにいても屋根は役に立っておりませんでした。早く駅に行かれたらと思うのですが、それほど雨は激しく立ち往生せざるを得ないようでした。

その後もこの大雨を降らせた雨雲は、島本町の天王山あたりにとどまり、長岡京に少し攻め入っては戻りを繰り返し、激しい雨が降ったり晴天になったりを繰り返しましたが、夕方には少しずつ掻き消えて晴天に戻りました。

合気道 不快指数

雨の上がった異常に湿度のが高くまるでサウナの中のような蒸し暑い中を暑い日差しを受けて島本町立体育館にたどり着きました。

体育館の第二小体育室に入った瞬間に、外よりもなお一層高い湿度と部屋の気温に汗がどっと吹き出しました。

個々の体育館はエヤコンがないので窓を開け放ち、扇風機や換気扇を全開にしましたが焼け石に水です。

稽古用のマットなどの準備の間に目がくらみそうになるほどの汗をかきました。この日の稽古は、気を付けないと熱中症になりそうです。稽古中の水分補給に気を遣うことにしました。

合気道 体捌きの基本稽古

昨夜の稽古参加者は、I田さん、HYSさん、N橋さん、T良さんでした。

稽古内容は、サブタイトルの通り「体捌きの基本稽古」としました。

この「捌き」という言葉は、日本文化の中で武道に限らずよく出て参ります。茶道での「茶筅捌き」、日舞での扇子捌き」、武道でも「剣捌き」、「下げ緒捌き」、「足裁き」、件の「体捌き」等々と例を挙げれば枚挙にいとまがありません。

「大まかに言ってしまうと「捌き」とつくものは大抵動作の美しさが求められるものです。ですから 合気道 における数々の「捌き」とつくものも動作の美しさを求められます。」と常々門下生の皆さんにはお話しいたしております。

そこで昨夜は「正中線を守り裏三角に盤石に立ち、盤石に歩む」をベースに基本的な「体捌き」の稽古を行っていただきました。

そのうえで「相半身交差持ち斜め後方体捌き一教腕抑え」の稽古をして頂きました。

翁先生は、「体捌きとは死角に入ったり、攻撃をかわすものではなく、敵の欲するところを与えた瞬間に中心を取る事」と仰られました。

ここにも「入り身転換反射道」としての 合気道 の理合いがあります。

この後、5級審査を控えたI田さんのリクエストで「四方投げ」時の身体の抜け方の体捌きの稽古に移り、この日の稽古を終えました。

やはりこの日は最後まで蒸し暑く、体育館を出ても若干温度が低い程度で、蒸し暑さは変わりません。JR島本駅の待合室のエアコンでやっと一息入れる事が出来ました。

駅までの道すがら、すでに秋の虫の音色が聞こえるなか、田植えの終わったばかりの田んぼからはカエルの合唱も聞こえるという変な状況に戸惑わされました。まだ7月に入ったばかりなのに秋の虫の声が早すぎます。やはり少し気候が異常なのでしょうか?

2018年の本日迄の 合気道 稽古時間/ 合気道 稽古日数216時間/82日

 









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