花冷え(20150407)

昨夜は合気道「至誠館」市役所道場での合気道代稽古指導でした。

先週の金曜日に続き19名もの稽古参加者で天候が悪く、非常に寒かったにもかかわらず、市役所地下一階のリハーサル室は熱気でむんむんとし、汗だくの稽古となりました。

まだまだ寒さの残る島本町立体育館での小人数の稽古とは全く異なった趣です。我が眞武館からも三番弟子TJさんと七番弟子M田さんが稽古に参加していただいておりました。

昨夜の稽古も基本技、基礎動作の稽古と基本的な合気道の理合について指導させていただきました。

いつものようになぜ最初に「体の転換」の稽古をするかについてお話し、「徒に競い合わない」心(魂)の修行のその日の始まりであるとして稽古を始めさせていただきました。

体の転換をいったん稽古いただいた後に、最初に「裏三角」の半身立ちの稽古からはじめ、網代歩き、「正面打ち前後斬り返し体の転換」、再度「体の転換」と基礎動作の稽古から始めさせていただきました。

「正勝吾勝勝速日」の理合として「平常心」の鍛錬とし、「脱力」と「自然体」の習得を目的とさせていただきました。

続けて技も「相半身交差持ち体捌き一教固め」、「相半身交差持ち体捌き一教入り身投げ」、「相半身交差持ち体捌き小手返し」と展開しました。

もう一度「網代歩き」の練習を行い、「くの字の歩み」として「天地投げ」につなげました。「天地投げ」の脱力と「呼吸法」のながれから「座技呼吸法」へと稽古を展開して、最後に背伸ばしで稽古を終えました。

最近は雨や曇りがちの天気が続き、「花冷え」や「花曇り」と言った言葉がぴったりと来る気候です。

このような言葉が日本語として存在するのですから古からこの季節はそういうものなのでしょう。このような厳しい気候があるからより「春」めいた日のありがたみが日本に生活する者として味わえるのだと思います。ある意味、日本に生まれた日本人の特権であり、「雨の日が永遠に続くわけではない、いつかは晴れる」と言った忍耐強い国民性の原点かもしれません。

本日も朝から雨模様で寒さも厳しいですが、さあ、晴れ渡った五月晴れの日も近いですので、寒さをこらえてがんばりましょう。

ゴールデンウィーク前後には私も二人目の孫のおじいちゃんです。

2015年の 本日迄の稽古時間/稽古日数=102時間/36日









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