覚悟の違い

本日はお仕事で高槻着22時過ぎとなったため、至誠館稽古には間に合いませんでした。

最近、仕事でも合気道でも共通して痛感している事が一つある。

仕事においても合気道の稽古においても指導者や管理者と一般社員、門下生との覚悟の違いを痛感させられている。

一般職だった頃は、自分の仕事さえ上手く行けば満足であった。道場での稽古も自分の技量さえ上達すればそれでよかった。

管理職となった今は、自分の所属部署はもちろんの事、所轄業務の関係で全社全グループ的な視野で考え、また、責任を全うしなければならなくなった。

道場経営も然りで、門下生全員が満足いく稽古を目指し、門番の弟子でよかったと思われるよう自分を律しなければならない。

そのような覚悟について部下や門下生と話してもなかなか理解を得られない。会社では他部門や予算、経営計画等との関係調整、道場ではたとえ道場破りまがいな方が来ても笑って指導し、納得させるだけの技量を発揮する覚悟。

それは、「責任感」と言う言葉で置き換えることが出来るかもしれない。「覚悟」や「責任感」について語るのは簡単であるが、その立場にならないとその人の覚悟の大きさを図り知る事は出来ないものなのだとしみじみ思う今日この頃です。門川師範がいかに道場経営に腐心されて来られたのか、若干でもお手伝いしていたと思っていた事が恥ずかしいくらい大変な事に今、気付かされた。









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