合気道「眞武館」ふれあいセンター道場(20150108)
昨日は、合気道「眞武館」ふれあいセンター道場での稽古始めでした。
昨日のブログ記事のように再来週から二週に亘ってふれあいセンター道場での合気道指導をお休みさせて頂かなくては成らない為、門下生の皆さんに代稽古をお願いしました。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。
件の海外出張の件も私の勘違いがあり、ヒューストンへの出張は昨日の記事よりも長く、1月27日(火)より2月1日(日)迄となります。
ですから1月31日の古曽部での高槻市合気道連盟主催高槻市民公開合気道教室での指導も代稽古をお願いせねばなりません。
昨夜も非常に忙しい中、会社を出る時間が遅くなり、昨日も稽古開始時間ぎりぎりの到着となりました。
稽古参加者は、一番弟子K藤君、五番弟子T尾さん、六番弟子M野さん、七番弟子M田さん、八番弟子T野君、十一番弟子A正さん、至誠館からM田さんでした。
昨日の稽古も「体の転換」と「一教(正面打ち)基礎動作」を基本とした「合一和合」の「気結び」技の展開としました。
最初は「体の転換」での「気合わせ、気結び、気納め」について説明させて頂き、この理合について入念に稽古頂きました。
続いて「正面突き体の外転換一教抑え込み」とし、受けの正面突きに対して如何に和合して一教基本動作で押さえ込むかについて体現頂きました。
受けの攻撃を「来たらば迎え、去れば送る、打ちたい者には打たせ、突きたい者には突かせる」という大先生のお教えに沿っての稽古です。
この同じ理合で今度は「逆半身片手持ち体の転換からの隅落とし」で、片手持ちにもたれた反対の手刀で受けの肩口に一教基本動作を入れて隅落しの技とする稽古を致しました。通常の隅落としに肩口への一教(正面打ち)基本動作を加えたものです。
続いて、さらに応用として、もとの基本に戻り、同一理合で行う「逆半身交差持ち一教腕押さえ」の稽古としました。
最後は一教(正面打ち)基本動作を応用した「煽り動作」による座技呼吸法を行っていただきました。昨日の座技呼吸法は持たれた両手を剣にて一教(正面打ち)基本動作で切り上げて、受けを一刀両断に斬りおとす事を想定した動作を煽り動作として後方に受けを斬り倒す稽古です。
昨年よりこの様に体の転換と一教動作にこだわって稽古して参りましたが、一教動作は剣の正面打ち動作であり、剣を扱うと言う事は両腕に力みが入らない脱力した状態と手首のスナップが効くやわらかさが必要です。また、動作は手首から肘、肩と連動させ、足腰の動きと自身の中で全てが和合し結びが入っていなければなりません。自己内部の自分自身の結びがなければこれらの動作は体現できません。日頃の木剣や杖の正面打ち素振りの鍛錬で、木剣や杖が空を切る音を出すようにする為に力むのでは無く、柔らかい動きの中で音がなるようにする必要があります。
これには平常心の維持も重要であり、技を成そうと必死になって力むようでは元もこもありません。力みの無い自然体の動きを行うためには無になる必要があるわけです。
剣や杖で武具を柔らかく扱う習慣を身につけて徒手技での一教基本動作に応用する事が現在、私ども合気道「眞武館」での稽古の中心課題です。
一教を制するものは必ず合気道の真ん中を歩いて気付きがあるものと確信して稽古にまい進したいと考えております。
稽古後は、昨夜も至誠館のM田さんとJRで高槻駅までご一緒して帰路の会話を楽しんでお別れ致しました。
さて、来週までは通常の稽古が出来ますが、再来週からは先に書きましたように中国と米国への出張で稽古出来ません。明日の合気道教室はたっぷりと合気道を堪能したいと思います。
明日が楽しみです。
2015年の 本日迄の稽古時間/稽古日数=4時間/2日
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