連日の稽古(20141203)
昨夜は一昨日に続けて、合気道「至誠館」市役所道場へ稽古に参りました。
連日至誠館に参りますのは2年ぶりくらいでしょうか?
昨日の至誠館も地下の稽古場のため、冬にも拘らず非常に暖かく、大汗をかいて稽古着がずっしりと重くなるほど楽しく稽古が出来ました。
一昨日に続いて昨夜も門川師範の手本の受けを取らせていただきましたが、このように連日受けを取らせて戴くのも久しぶりです。
稽古は「相半身正面打ち一教」の展開技でした。
この技は、受けの方がしっかりと頭頂部をめがけて正中線を守った斬り上げ斬り下げ動作で攻撃して頂く事が約束稽古でのお約束なのですが、子供の喧嘩打ちで取りの身体より前を打ったり、打たずに途中で止めるような事があっては約束稽古、型稽古にはなりません。
受けの方も正面打ち、つまり正眼の構えからの正面打ち動作をしっかりと行う稽古だとして打ち込む必要があります。取りの方の稽古のお付き合いだと考えていては大間違いです。
稽古は受けと取りとの二人で良い稽古にしていかなければなりません。取りのときだけが稽古だと思うのは大きな勘違いです。常に稽古の心を持って、特に受けのときは攻撃すると言う意思を最後まで持って稽古に臨まなければなりません。
受けと取りの真剣な稽古への取組みの姿勢があってこそ良い稽古といえます。
また、一教はどうしても手で引っ張ったり上から押しつぶしをしようとしたりと力技になりがちですが、受けの崩れ方を良く全身で体感して崩し倒しとする様に心得るべきです。
その為には脱力して、受けとぶつからないやわらかい、浸透力のある正面打ち斬り上げ斬り下ろし動作をベースに技をなす必要があります。押しつぶしでは無く、手刀の斬り上げ斬り下ろし動作で受けを腕も肩も身体全体までも良く廻してひっくり返すように前のめりに崩して倒す様な感覚だと思います。
そこには受けを重たく感じたり、受けから壁のような反発力を感じたりする事はなく、もしその様な受けからの反射力を感じたなら受けとぶつかっているわけですから、どこかおかしなところがあるとして修正すべきです。
脱力した軽い動きで受けの息を自分のものとして、合一和合し、気の流れを導き崩し倒すというのが理想だとして眞武館では指導を致しております。
昨夜も前述のように良い汗を沢山かいて気持ちの良い稽古が出来ました。本日木曜日は合気道「眞武館」ふれあいセンター道場の稽古日です。
本日も良い稽古をして始まったばかりの12月を本年最後の総仕上げとして充実させたいと思います。
2014年の 本日迄の稽古時間/稽古日数=422時間/143日
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