合気道「眞武館」ふれあいセンター道場(20141204)

昨日は朝からの雨模様で、夕方の合気道「眞武館」ふれあいセンター道場に参る際にも長岡京を出るときはまだ少し雨がちらついておりましたが、島本町に着いたときには星空が見え隠れしておりました。

天候が悪かったのと、学生諸君は試験のシーズンにはいったのか、ふれあいセンター常連の高校生の二人や大学院生の一番弟子K藤君や至誠館の大学生INI君はお休みで、七番弟子M田さんはアムステルダム出張でお休みでした。

結局稽古参加者は、五番弟子T尾さんと六番弟子M野さんのお二人でした。

昨日も正面打ち一教基本動作を中心に稽古をいたしました。

正面打ちに対して受けの打ち手の内側に自らの正面打ち斬り上げ動作をあわせ、合一和合して受けの正面から直角に体の転換してそのまま打ちたいものに打たせる心で受けの打ち手の斬り下げ動作をお手伝いするように一教動作で斬り下げて受けを崩して身体を半回転させます。

そのまま相半身交差持ちで受けの手を押さえる形として四方投げに持ち込みます。この際の四方投げも正面打ち一教基本動作をベースに前後斬り返し正面打ち体の転換で斬り上げ斬り下ろし動作で四方投げとします。

ついで同じく受けの正面打ち斬り上げ動作に受けの打ち手の内側に斬り上げ動作で合わせ、合一和合して体の転換と共に打ち手を手伝うように斬り下げるところまでは同じ動作とし、相半身交差持ちの形で受けの打ち手を臍下丹田に押さえたところで相手の脇腹に肘打ちを入れつつ入り身して受けの打ち手を受けの背中方向に下回しで、同じく正面打ち一教動作で受けの打ち手を斬り上げつつ受けの後ろに入り身反転して後ろを取って三教とし、そのまま三教落としで受けを崩し倒して三教固めに固めます。

三つ目の技は受けの正面打ちに対して受けの打ち手の外側に正面打ち一教基礎動作で深く入り身して体の転換と共に瞬時に受けの後ろを取って入り身投げに導きます。

このときも受けの打ち手の斬り下ろし動作を手伝うように自ら合わせた受け手を斬り下ろしつつ先の体の転換を行い、真空の気を発生させて受けの頭を自らの肩に導き、受け自らが頭を首まで持ってくるように道びくか、受けの身体自体を自らの斜め後方に対の転換と共に床に崩し倒します。肩に導いた場合は、そのまま受けの崩れ動作に合わせて反転する体の転換で入り身投げとし、床に崩し落とした場合は受けの立ち上がり動作に合わせて入り身投げとします。いずれも受けの気の流れと共に受けの呼吸を自らの呼吸として合一和合して行うことが肝要です。

ここまでの稽古で私用がある六番弟子M野さんが早退されましたので五番弟子T尾さんと一対一の稽古として、座技呼吸法の細かな理合や手法を伝授し、それらを天地投げにつなげて、「和合結び」と「離れない手」で行う座技呼吸法と天地投げの稽古としました。

合気道「眞武館」ふれあいセンター道場は、このように少数精鋭での稽古となる事が多いのですが、じっくりと稽古が出来ますので私自身は教え甲斐があるように思っております。

私自身の現在の考え、つまり「人に言う今の心」と書く「信念」の幾ばくかが門下生の皆さんに伝えられたら幸甚です。

本日で今週は三日連続の合気道の稽古となりました。以前は毎日稽古しておりましたので久しぶりです。本日も至誠館の稽古に参れないかと仕事の段取りについて朝から頭をひねっております。

さてどうなるでしょうか、今日頑張れば明日も高槻市合気道連盟主催の合気道教室6時間稽古です。出来れば今年最後の月の12月は以前のように合気道三昧で過ごしたいとひそかに願っております。

師走の忙しいときにと非難の声も上がるかもしれませんが、忙しい時だからこそ逆に「忙中に閑あり」と時間を捻出したいと思います。

2014年の 本日迄の稽古時間/稽古日数=424時間/144日

 









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