六時間稽古(2013.4.20)

昨日は高槻市合気道連盟主催市民公開合気道教室で6時間稽古の日でした。

今年度は特別行事の無い限りは、毎週土曜日午前10時から12時まで高槻市立芝生総合スポーツセンター体育館第二小体育室、13時から17時まで古曽部防災スポーツ公園体育館サブアリーナにて教室が開催されます。

午前中は門川師範、午後は私の指導となります。両方出席致しますと6時間の稽古となります。

以前は猛者がいて、この稽古の後、夕方から他道場の稽古に参加される方もおられました。

昨日の午前中の稽古では、休憩時間中にお二人の方から稽古をつけて欲しいと依頼を受けました。一人は阪大の北西を意味するお名前のI君、相半身交差持ち一教をとご所望だったのでお教えしていると唐突に「一番弟子K藤君の技とそっくりや」との事。「一番弟子やねんからあたりまえや」と返すと「彼のような交差持ち一教がしたかったので教えて欲しかった。」とのお話しで、非常にうれしく思いました。

相半身交差持ち一教は合気道「眞武館」では基本中の基本として何度も繰返し稽古をしており、特に初心者の方には「大きく、円く、ゆっくり」と技を行って、気の流れや網代歩きと反射動作による入り身転換等を入念に稽古いただいている点を示唆させていただきました。

午後にこのお話についてK藤君に確認したところ先日その様な会話を彼と持ったとのこと。「どうやったらその様にできるのか。」と言う事で眞武館の稽古方法について解説してくれたとの事でその為、今日の午前中のご所望の流れになったようです。

二人目の希望者は有段者のO本君で、最近は指導の方にあたる姿ばかり見ていたので指導を請う彼の姿に新鮮味を感じましたが、座技呼吸法と天地投げを見て欲しいとの事でした。有段者なので殆ど問題ないのですが、力余る相手との稽古が多いのか、力みが多少入ったり力で押されたときに陥る形にはまっている点がありましたのでその点を指摘させて頂きました。

数点の指摘と見本だけで流石にキャリアの長い有段者ですので直ぐに修正されました。なかなかのものです。彼が高校生の時からの長い付き合いですが、有段者となっても持ち続けるその素直さがうれしく感じられました。

午後の古曽部での稽古参加者は、一番弟子K藤君、至誠館T居さん、S木さん、F本さんでした。初心者のF本さんは初めての古曽部デビューとなりました。また、一番弟子K藤君の黒帯姿をやっと見る事ができました。二番弟子S木さん共々、既にヤスイスポーツさんより袴が出来上がったとの連絡があったとの事ですから月曜日の初袴姿が楽しみです。

稽古のほうは、いつもの門川師範直伝準備体操の後、初参加のF本さんの為に一つ一つ説明を交えながら、

    1. 「天の鳥船」
    2. 「振魂」
    1. 杖を用いた手首の鍛錬
    2. 杖回
    3. 杖捌
    4. 杖振り(正眼の構えからの正面打ち、正面打ち八双返し、正面打ち八双返し後下段突き下段返し)
  1. 木剣
    1. 五狐の剣
    2. 禊の太刀(四方祓いの剣)
    3. 気結びの太刀

と稽古を行い休憩としました。

その後徒手技の稽古に移り、

  1. 体の転換
  2. (敢えて握らない)気の流れと気結びの稽古
    1. 体の転換
    2. 体の転換からの相半身交差気結び四方投げ(表、裏
    3. 正面打ち気結び一教押え込み
    4. 正面打ち一教押え込みから肩持ち二教押え込み
    5. 両手気結び天地投げ

と稽古を続けて門川師範直伝整理体操を行って四時間の稽古を終えました。

来週は古曽部はお休みで芝生での午前、午後の稽古となります。そう、恒例の合同研鑚会「サバイバル稽古」です。

参加ご希望の方は当日朝10時からですので直接おいで下さい。昼からの参加や途中参加、途中離脱もOKですので挙っておいで下さい。

(2013年の本日までの稽古時間/稽古日数=124時間/49日)









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