ダイエット効果はありましたか

ダイエットとは正確には肥満防止や解消のために取り組む食事療法を意味するそうですが、やせるために行う運動についてもダイエットの一環とされる場合も有るとの事です。

私にはどちらかと言うと夕食をとる時間帯について管理する事が必要で本来の前者の食事療法が大いに必要な様ですが、昨夜の合気道「眞武館」ふれあいセンター道場での稽古は表題の通り、運動療法としてのダイエット効果があったように思えます。

つまり、結構ハードな稽古が行えました。

昨日の稽古参加者はお仕事が非常に多忙な面々の集まりとなり、私を筆頭に最近合気道の稽古量が激減している門下生ばかりが集う事になりました。

参加者は稽古の最後の技である天地投げのみに参加頂けた二番弟子S木さん。いつもお仕事が大変なのに少しでも稽古に参加いただけて感謝いたしております。天地投げだけでしたが気結びで行う天地投げの稽古、満足いただけましたでしょうか?最後に通常の天地投げを致しましたが無駄な力が抜けて呼吸法で崩し倒す技に見事につなげられておられました。成果があったなら嬉しいです。

そして一月近く眞武館だけでなく至誠館への出稽古にも多忙により参加できず、両道場の多くの皆さんがとても心配されていた五番弟子T尾さんがやっと出てこられました。

最後に海外や関東への出張が相次ぎ、やはりお仕事で超多忙の十番弟子M田さんです。

本当に皆さんお忙しそうで、稽古が出来ないのは残念ですが多忙なのはお仕事が順調と言うことで何よりです。

最近の稽古にあまり参加されておられない面々でしたので最近取り組んでいる気結びのための体の転換を十分に稽古いただき、より効果的な気結びとするため敢えて握らず離れない手での体の転換に展開頂きました。

受け方は手のひらを上に差し出す要領で逆半身片手持ちとし、取りはその手のひらの上に手の甲を乗せて受けの手のひらと取りの手の甲で結びを入れて離れない手として体の転換をしていただきます。

手の重みだけで体の転換を行い、気納めでは受けを下に腕の重みだけで崩します。

ここから腕の下回しと共に体捌きを入れて二教腕押さえに展開いただきました。二教持ち以外は敢えて握らないで稽古いたします。

これを入り身投げに繋げていただきました。

つづいて二教押さえを裏で行い立ち上がってくる受けを肩持ち二教に導いて押さえ込んでいただきました。肩持ちの受けの手に肩で結びを入れる稽古を事前に十分行っていただき手で締め上げるのではなく肩の結びで肩持ち二教を決めて頂くように指導いたしました。

手のひらと手の甲の結びで下方に導き崩す稽古から結びを入れた離れない手のまま上方へ導く稽古に展開しました。手の甲で受けの掌を吸い付いたように導き上げますので見ているものからは手品のように見えるかもしれませんがコツを掴むとそれほど難しいことではありません。結びを体現いただくには良い稽古だと思っております。

逆半身片手持ちから離れない手で行う表の四方投げを稽古いただきました。

そしてこの結びのまま上げる手になれたところで呼吸法で離れない手の一方を下方である地に導き、一方を上方の天に導いて行う気結びによる天地投げを稽古いただきました。この稽古の良い点は結びによって行うために無理に引っ張ったり押す事無く、脱力した柔らかい腕で地の手はすみ落としに、天の手は受けの手をリフトアップしつつ行う入り身投げで受けを崩し倒す動作が身に付くことです。

この敢えて握らない天地投げの稽古の後、今度はきつく握っての天地投げの稽古をしていただきました。結果、みなさんラリアートのようなぶつかり倒しではなく相手と結び受けを労ったやさしい崩し倒しでの天地投げの稽古を行うことが出来ました。

非常に大きくやさしい動作の中で受けを大きく崩して無理の無い倒しを実現できておられたと稽古の成果が嬉しく思われました。

さて、休憩時間も短くそれぞれの稽古を結構早回しで連続的に行いましたが表題の通りダイエット効果はありましたでしょうか?

(2013年の本日までの稽古時間/稽古日数=118時間/48日)









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