2012年9月昇級印可状授与

昨夜は、合気道「眞武館」島本道場の稽古指導日でした。

稽古参加者は、一番弟子K藤君、二番弟子S木さん、四番弟子TJさん、六番弟子H本君、七番弟子T尾さん、八番弟子M井さん、十七番弟子M野さん、十八番弟子M田さんの8名でした。

月曜日の合気道「眞武館」は、恒例となった武器技の稽古日ですので、いつもの準備体操と禊の後、杖による手首の鍛錬、杖回し、杖捌き、260本の杖素振り、手首と握りによる杖打ち込みの稽古をして頂いた。

続いて、気合わせの杖を稽古いただいて、この気合わせで杖を振り上げる応用として、両手持ちに来る受けに気合わせ、気結びする稽古をして頂いた。これを呼吸投げに展開したが、両手持ちでの気合わせ、気結びが難しいようなので、片手両手持ちからの呼吸投げに代えて稽古いただいた。

この際に「弓手」の効用をお教えし、「弓手」での気結びについて一人稽古の要領と「弓手」を用いた片手両手持ち呼吸投げにつなげて頂いた。

この後、片手両手持ちで受けに思いっきり引っ張って頂き、取りは手を固めて腕力で引き戻し、引き合いのぶつかり合いを作って頂き、そこから脱力により呼吸で引いて軽く受けを引き戻す稽古をしていただいた。引っ張り合いでのぶつかり合いが結局、受けを支えている状態を作っており、ぶつかる事は相手を安定して支える事であり、脱力して動く事により其の支えを無くして相手を崩し結ぶ動作を体現して頂ければ合格とした。

これらの稽古の後、表題の9月の昇級者の印可状授与を行った。 今回は六番弟子H本君が三級、十七番弟子M野さんが一級進級でした。

印可状授与時にH本君が、小さな声で「Thank you.」と囁かれた。「しまった」やられてしまいました。そう、我が「眞武館」では、合気道人生で一度だけ経験する三級授与の際には、必ず「Thank you.」と返す事と常々指示していた事を失念しておりました。 不意をつかれた形だったので「You are welcome. My pleasure.」と華麗に返す事が出来ませんでした。

このような和気藹々として印可状授与の後、稽古を終えて帰宅途上の車中で関大合気道サークルOBのT畑君から一昨日の演武大会での集合写真がメールで送られて参りました。

皆の笑顔が非常に素敵だったのでとの事でした。早速、ツイッターとフェイスブックにアップしましたが、ここでも掲載いたしますのでご覧ください。

平成24年公益財団法人大阪合気会演武大会

(2012年の本日までの稽古時間/稽古日数=380時間/159日)









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