親子演武

昨夜は、合気道「眞武館」ふれあいセンター道場の稽古日でした。

稽古開始時間には十九番弟子TJさんしかお出ででなく、手取り足取りの一対一での「体の転換」の入念な稽古を行いました。

どうしても頭で考えての左脳を使っての動きとなられるため、リズムを取って身体で覚えていただくように導かせていただきました。考えて理解して取り組もうとする熱心な方ほど動けなくなる率が高いように思えます。リズムと同じ動作の繰り返しで身体で覚えるのが基礎動作の稽古のベースとなると考えております。

途中から十六番弟子N田さん親子がお出でになられたので14日の大阪合気会演武大会でご披露いただく親子演武の稽古をしていただきました。

なるべく自然な前回り受身をお子さん方に披露願いたく、お母さんには半身半立ち技でお子さんをぽんぽんと投げていただくように致しました。逆に同様にお子さん方にもお母さんをぽんぽんと投げていただく感じとしました。

次に十八番弟子M田さんが来られました、続けて二番弟子S木さんもお出でになられました。お二人ともお仕事が非常にお忙しい中を懸命に稽古においでです。お互いに演武の稽古をお願いしたのですが、結局ビギナーのM田さんの稽古に終始したようでした。

皆さん小手返しが苦手なようなので老若男女円陣となってそれぞれ右横にいる方の手をとって小手返しをしていただき、すぐさま逆まわりに左横の方の手で小手返しを極めるという繰り返しをリズムに乗って速度を徐々に上げて行っていただきました。ここでも左脳で考えるのではなく、リズムと繰り返しで右脳でイメージをつくる稽古としました。

途中、介護士のS木さんが「作業療法にちょうどいいわ」と仰っておられましたが、実はこの稽古法は脳梗塞で半身麻痺した母のリハビリ時の「作業療法」を見てヒントにしております。

考えて覚えようとするとどうしてもその考えると言う行為自体が身体の動きを阻害します。頭の脳に刷り込むのでは無く、全身にある細胞一つ一つに覚えこますような感覚でしょうか?

人間の動作のすべてを脳がコントロールしているとすると脳は常にオーバーヒートしてしまうのではないのでしょうか?

普段の動作の一つ一つのコントロールは、その部位の細胞一つ一つがセンサーや制御機能を発揮して分散してコントロールしているのでは無いのかと考えております。

それを無理に中央で一括してコントロールしようとするところに無理があるように思えます。「無心」となる最初の関門が考えずに基礎動作を行うことだと思います。「スミキリ」の入り口ではないのでしょうか。

さて、主題の親子演武ですが、眞武館として始めての親子演武です。ある意味「老若男女」渾然一体の合気道稽古を目指す眞武館の理想でもあります。

今回の演武会には眞武館最高齢者と最年少者が出場します。非常に楽しみです。

(2012年の本日までの稽古時間/稽古日数=367時間/153日)

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