攻防一体
昨夜は、会社から一旦帰宅して、十分休みを取ってから眞武館島本道場の指導の為、自家用車で島本町立体育館へ向かった。
やはりまだ体調が十分ではなく、頭痛がひどく、仕事を定時で切り上げさせて頂いた。朝が早い分、定時終業時間も早いのがメーカーの良い所でもある。まあ、めったに定時で仕事を切り上げる様な事は無いのだが・・・自宅で頭痛薬を飲んだおかげで道場に着く頃には、体調は回復していた。
稽古開始の15分前に体育館に入ったのだが、既に珍しく二番弟子S木さんが着替え終わられて柔道場に待機されている。六番弟子H本君も更衣室から現れた。結局、本日は一番弟子K藤君、二番弟子S木さん、四番弟子TJさん、六番弟子H本君、七番弟子T尾さん、八番弟子M井さん、十番弟子M岡君、十一番弟子U城さん、十五番弟子T浜さん、十六番弟子N田さん、関大合気道サークルN山さんの総勢11名の参加であった。
自宅から自家用車で参ったので昨夜は杖7本と剣3本を用意した。最初に杖回しを行っていただき、合気道で大切な手首の鍛錬と柔軟運動を入念に行っていただき、杖、剣それぞれで正眼の構えからの正面打ち素振り、前後切り替えし正面打ち素振り、体の転換前後切り替えし正面打ち素振りと続けて、正しい正面打ちの基礎稽古を行っていただいた。
その上で帯刀して抜刀からの一教抑え込みの理合いを説明し、翁先生の道歌、
「敵人の走り来たりて打つ時は、一足よけてすぐに斬るべし」
が示す、一足一刀法(音無しの剣)の理合いでの一教抑え込みを示してこの稽古を相半身交差持ち一教抑え込みとして行って頂いた。体捌きにより一瞬で受けの正面を外し、網代で入り身しつつ受けを切り崩すのが本日の課題である。
この中で、武道では良く使われる太極図の説明を陰陽と攻防一体と言う観点から説明させて頂き、掴まれた導きの手一本だけでの攻防一体、これに合わせて肘を押し上げる反対の手との関係での攻防一体について説明し、攻防を一つの腰の動作で行うことから攻防は一体とならざるを得ない事を示した。
合気道は非常に合理的に出来ており、自然に動けば攻防は自然と一体となるものである。これがばらばらとなっているのは自分自身の身体の動きがそれぞればらばらであり、結ばれていないからであり、自己が内部で結ばれていない者は受けとも結ばれないのは自然の理である。先ずは自己の中身を結ぶ事から始めなければならない。正中線を守った攻防一体の動作がこれに通じるのである。
最近の眞武館は、全く休憩を挟んでいない。連続で2時間の稽古を行うが、全く苦情が出ない。門下生の皆の体力がついてきたのと、稽古を楽しんでいただけているのだと思う。熱心な弟子ばかりで非常にうれしく思う。
あっという間に時間が来て、最後に座技呼吸法をおこない、整理運動の後、稽古を終えた。
稽古後は体調も良く、明日からは完全に復調できそうである。
(2012年の本日までの稽古時間/稽古日数=118時間/47日)
先日のお稽古で、江見師範のお顔を拝見できて、ほんとうによかったです。
でも、まだ少し体調が良くない様なご様子…。
お顔が少し、浮腫んでおられる様に思いましたが…。もともとでしょうか!?ごめんなさいっ!!m(__)m
師範、先日、私が見た怖い夢と言うのは…。
なぜか、真っ暗な工場の様な所で、江見師範、一番弟子K籐君、七番弟子T尾さん、関大合気道サークルN山さん、私の4人が稽古していて、師範が、「空中で綱渡りをしろ!」と、言うのです。K籐君、T尾さん、N山さんは、見事に成功するのですが、私だけが、失敗して、落下!!江見師範が落ちた私の下敷きになり、白目をむいて、大の字で倒れているのです。私は、ケガひとつないのに、師範は、意識がなく、白目を向いたまま大の字で動かないのです。
N山さんと半泣きの私が、「江見師範!!」と何度も何度も呼ぶのですが師範は目を覚まさず、T尾さんとK籐君が「救急車を呼ぼう!」と、言った所で目が覚めました。
寝汗をかいていて、ほんとうに怖かったです。
何故、こんな夢を見たのかわかりませんが、江見師範も私も、今、仕事が大変な時期。いろいろな事が、ストレスやプレッシャーとなって、こんな夢を見たでしょうか…。
どうか江見師範、お身体を大切になさって下さい。
私も、健康第一!!明るく元気に、仕事と合気道、頑張って参りますので。
どうか、江見師範も無理をなさらないで下さい。
それにしても、ほんとうに怖い夢でした…。白目をむいた江見師範、ほんとうに怖かったです!!(>_<)
まだ、体調が悪いようです。喉もスッキリしません。今年の風邪はかなりしつこいようです。
まあ、そのうち治るでしょう。
「油断大敵!!」
「風邪は万病の元」江見師範、しっかりと体調を回復させて下さい!!
すっきりとシャープな江見師範のお顔!?取り戻して下さいね!!(^O^)