合気道に構え無し

おはようございます。本日は昨日来の雨の中の出勤でした。

年末にネットで購入した16本親骨の大きな傘がやっとお披露目できました。なかなかの一品です。

さて、本日の稽古参加者は二番弟子S木さん、七番弟子T尾さん、八番弟子M井さん、十番弟子M岡君、十一番弟子U城さん、十六番弟子N田さんでした。

本日の稽古は、逆半身片手持ちからのすみ落とし、相半身交差持ち一教抑え込み、相半身交差持ちいり身投げを行いました。いずれも「ゆっくり、まるく、おおきく」した動きで、気の流れを十分に感じての稽古としました。

気をぶつけ合うのではなく気を結び合う稽古のためには魄の稽古だけではなく、魂の稽古を意識しなくてはならず、そのためには「投げてやろう」とか「崩してやろう」とするのではなく、最初から勝っているのであるから構えることなく相手と気結びして、受けの動きと共に技を完成させる様にとの指導を行いました。

技に入る前に構えを作る事を大先生は嫌われたとの事です。構えは戦う為、争うために行うものであり、最初から勝っている合気道には不要のものとの事で、構えるから争いが起こるとのお教えです。

Twitterの「植芝盛平bot」さんのツイート投稿:
「構えというのは争いを構成する元だ。争わぬ合気道がなぜ構えるんじゃ。お前は構えているから駄目なんじゃ、構えなければ、負けるも勝ちもないんじゃよ、いつも勝ってるんじゃ。合気道でははじめから勝ってるんじゃよ」(『植芝盛平と合気道2』148-149頁,西尾昭二の回想。)

昨日の稽古は平常心を養い、理合い通りに相手と結んで技を組み上げる、気結びの御技を目標にした稽古としました。

雨の中、お仕事が変わり、超多忙になられた二番弟子S木さんと、お互いの多忙さゆえの苦労話に華を咲かせながら島本町駅まで相合傘で参り、お別れして帰宅の途につきました。

(2012年の本日までの稽古時間/稽古日数=42時間/16日)









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