すわ!癌か!!

本日は、昨夜からの絶食による準備も万端で朝一番にかかりつけ医に鼻胃カメラでの検査をしていただきに勇んで出かけました。

最初に二の腕に痛み止めの皮下注射を打たれました。自分自身の皮下注射は子供の頃以来で、父のがん治療で丸山ワクチンを打っていただいたのを見て以来だ。すぐさま、腸の蠕動を止めるのか、喉の違和感を押さえるのかの飲み薬を頂き、ベッドに横になってしばらく待たされた。

鼻への直接点鼻薬を施され、鼻へのスプレー薬の後、準備の為のチューブを鼻に挿された。しばらくして、先生がカメラを鼻に・・・
「いち・に・の・さん、でゴクンと唾を飲み込んでください」との事だったのだが、もう一度先生が「いち・に・の・さん、でゴクンと唾を飲み込んでください」と重ねて説明されたその時にゴクンとやってしまったので、すぐさま続いた本番のゴクンに間に合わなかった。

そんな事お構い無しにぐいぐいと喉に入ってきたが、少し違和感があるくらいでなんとも無い。ただ、胃の噴門のあたりだと思うが、先生が空気を送り込まれたときに逆流性食堂炎の症状と同じ胸の苦しみが走った。かなり胸に痛みがあったが、噴門を通り過ぎたのか後はなんとも無かった。

件の十二指腸球部手前の幽門部分に患部が見つかったが、薬が効いていないのか先生が看護士さんと話されるように私が若いからか私の腸の蠕動が見事できれいな動きを見せており、検体を取るのに苦労されておられた。波乗りのサーファーの様に私の腸や胃の蠕動の波を旨くかわされて検体を二度掴み取られました。

ほとんど苦しむような事も無く、無事検査を終了しました。自分のお腹の中を見たのは初めてですがきれいなものでした。

診断でも幽門部にたこイボ胃炎の症状が見られただけで特に治療も必要ないそうです。何度か同じ部位でびらん性胃炎が発祥してビラン部が盛り上がってクレータや蛸足のイボのような痕跡が残る、ありふれたびらん性胃炎の症状だそうです。100人検査すれば30人ほどは見つかるそうです。

30歳前後から時折発症する逆流性食道炎もその痕跡は噴門付近には全くなくきれいでした。胃壁もきれいなもので、声帯や咽頭部もきれいなものでした。

「すわ!癌か!!」と思って、勇んで胃カメラ検査に臨みましたがどうやら心配は無いようです。やはり胃カメラを飲んでよかった。安心出来ました。

幽門の検体をとって、少し出血していることや、そのため絶食が10時半j頃から少しずつお水を飲むことから始めて、時間をかけて食事に持っていかなければならないこと、薬を飲んでいるので眠気やめまいの心配もあるとの事で10時からの合気道教室はお休みしました。

何はともあれ、大きな心配がなくなりました。明日の防災公園体育館での合気道教室は、全力で稽古します。









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