市民合気道教室(2011.09.24)

本日は、午前10時からお昼までの高槻市立芝生体育館と13時から17時までの同じく高槻市立古曽部防災公園体育館での市民公開合気道教室の6時間に亘る稽古日でした。

午前中はいつものように門川師範ご指導の一般稽古でしたが、柔道場に敷き詰められた畳に差し障りがありました。

今年から柔道の競技ルールの変更があり、これまで赤い畳で仕切られていた試合の場内と場外がベージュの畳一色で試合場内を示す様になり、場外はこれまで通りの青畳とする事になったとの事でした。

それにあわせて芝生体育館の畳の入れ替えが数週間前にあったのですが、節約して古い畳を一部残しての部分入れ替えで済ませた結果、新旧の畳の厚みや寸法が若干異なる為に段差や隙間が生じていました。

稽古前に入替以来これまで気付かなかった大きな隙間(幅2センチ)が出来ているのを鉄人T居さんが発見し、体育館の職員の方に申し出て、穴を新聞紙とビニールテープの応急処置で塞いで頂きました。隙間を残したまま稽古をすれば足指を骨折するような最悪の事態も予想されます。

T居さんの機転と応急処置のおかげでけが人も出さずに稽古を終える事ができました。

午後の古曽部防災公園体育館での稽古は、いつものように武器技を中心とした稽古を指導させて頂きました。

参加は、一番弟子K藤君、高校生の弟分の至誠館K藤君、同志社大学コーチのN村さんは午前中に引き続き島根からの参加でした。

本日から、高槻市合気道連盟の第17回目になる演武大祭の稽古のために芝生体育館でも午後に15時まで稽古時間を取っておりますので、そちらに参加される方もあり、今日は少人数となりました。

ただ、来年からは古曽部に集約して演武大祭の稽古もすることになりましたのでこのような状況も最後となります。

今日の武器技の稽古は、いつもの準備体操と「天の鳥船」と「振魂」の禊の後、杖振りと杖捌き、剣と杖を携えた場合の礼法、木剣による眞武館式合気抜刀礼法を行いました。

これらの稽古は、武具に接する事の少ない合気道家であっても日本古来の武具に対する接し方や礼法を身に付けておくことが肝要であると言う私自身の考えからおこなわさせて頂いております。

武具を手にした時に、魂のこもらない取り扱いや礼法にのっとらない取り扱いを行うことは日本の文化でもあり、武道としての合気道としていかがなものかと言う疑念を抱いた為、特に入念に指導させて頂く事にしたものです。

この後、280本の杖素振りをいつものように行った後、先週に引き続き逆半身片手持ち抜刀三教呼吸投げの稽古を行いました。あわせて、同じ理合いでの逆半身片手持ち三教呼吸投げの徒手技も行いました。

次に相半身肩持ち小手返しの応用技として短刀による胸突き小手返し、同じく胸突きを内転換で捌いての入り身投げ、外転換に捌いての四方投げの稽古を行い、本日の稽古を終えました。

明日も合気道眞武館島本道場での武器技講習会です。武器技が楽しくて仕方がありません。

(2011年の本日までの稽古時間/稽古日数=383時間/167日)









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