遠来の友(2)

遠来の友として先に記載したニュージーランドのキースが奥さんとご一緒に来阪された。

至誠館市役所道場に出向くと、そこにキースの奥様らしき女性の見学者がおられたので、ご挨拶させていただいた。やはり、キースの奥様との事、道場内を眺めると随分と体格のよくなったキースの姿が・・・・

20101110キース来阪「ハイ、キース。ロングタイム ノー シー」と挨拶すると、「江見さん、ご無沙汰しています」との返事。

二三手合わせいただいたところ、本日の道場はビギナーの方が多く、ゆっくりとした稽古となっていた事もあり、暴れ足りなさそうな様子。

請われて休憩時間に座技呼吸法をご一緒させていただいた。その中で、「15年前に呼吸法の途中でいきなり裏拳を入れてきたのを覚えているか?」と聞いたが覚えていないそうだ。

最近は居合道ばかりで合気道の稽古はやっていないと言う事だったがなかなかの上達振りであった。

稽古後、いつもの居酒屋で久しぶりに杯を傾けたが、そのときの話しでは一級で昇級昇段は断ったそうだ。その後自分で黒帯と袴を履く決断をして、最近では三段をと言う申し出もあったが断ったとの事。現地での形ばかりを教えられる合気道の稽古に飽き足らず自分で工夫して自分なりの合気道をやっているとの事。そのため、今回の来日で各地の合気道道場を訪ねて歩いているそうだ。

15年前にニュージーランドで合気道道場をするときは声をかけてくれ、手伝うからと言ってくれた事を覚えていてくれて、今回も英語の勉強は続けているのか、ニュージーランドへは来るのかと質問された。ありがたいことである。確かにあの頃は定年退職後にオーストラリアかニュージーランドで道場を開くのが夢で、合気道と英語を一生懸命勉強していた。また、夢を膨らませようか・・・また、その時は手を貸してくださるそうだ。

居酒屋で記念写真を撮って、永年の友となったキースご夫妻と阪急高槻駅でお別れした。「シー ユー アゲン」15年前と5年ほど前、最後に交わした言葉と同じ言葉をまた交わして分かれた。

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