異常

今年の夏は、何かおかしい。会社の事務所で長年育ててきた名も知らぬ観葉植物が、クーラーの効かない土日の休みのたびに衰えていき、最後はとうとうだめになってしまった。単に枯れたのではなく、どうやら幹の中の水分が煮えたぎったようで、しおれた枝は、内部はみずみずしいが、煮た蕗の薹の様な感じで、煮物のように食べられそうな感じであった。

自宅の10年を越えるバラも今年は枯れてしまった。また、毎年8月はミンミンゼミが我が家の周りでうるさく鳴くのだが、ことしはと言うと、庭や門からのアプローチに毎年多く見られた蝉の亡骸は、多くが脱皮が出来ずに皮の中に入ったままの亡骸や、背中は割れているものの途中で死んだもの、地面から這い出して白いまま死んだものと例年には無い異常な光景が続いている。

何よりも不思議なのが、家の周りばかりではなく、今夏は一度もミンミンゼミの鳴き声を効いていない。クマゼミや油蝉の鳴き声ばかりである。両者は、温暖化のためにこれまで余り生息していなかった関東にまで勢力を伸ばし、北上しているようだが、そのためか、ミンミンゼミの生息地域の南限が北上してしまったのであろうか?

ミンミンゼミの鳴き声が懐かしい今日この頃である。

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