通勤災害(20170213)

先だっての土曜日は、恒例の午前午後6時間に亘る高槻市民公開合気道教室でした。

午前中の芝生総合スポーツセンター体育館での稽古が終わって、この日家内が休日出勤のため、作り置きしていてくれた昼食を自宅でとろうと帰宅の途上、家内からのSNSメッセージに気が付きました。

数週間前の大雪後に続き、またもやバイクで転倒したとこの事。大したけがもないとの事だったので昼食をとって午後の教室に向かい無事4時間の合気道指導を終えて帰宅し、ガレージに車を駐車したとたんに家内が親しくお付き合いさせて頂いている近所の奥様がガレージに駆け込んできて、「奥さんがバイクで転倒して全く歩けなくなって、玄関で立ち往生しているので早く病院に連れて行ってあげて。」との事。

慌てて玄関に行くと、玄関ドアの前で家内が泣きべそをかいていました。近所の奥さんは先だってのご子息の結婚式で和装をするため家内の長じゅばんを借りていて返しに来たところだったとの事で、そこで泣きべそをかいてる家内を見つけたそうです。

聞くと、午前中の芝生体育館に行くときに私も通った橋を渡ろうとして、橋の上が凍結していて転んだとの事、他の人が転んでいるのを見ながら橋に不用意に入ったとの事で、前回こけたときも今回も何度も「橋の上は凍結するから、白く光っていたりほかの人が滑っていないかよく見て気を付けて」と口を酸っぱく行っていたのに、両方とも橋の凍結での転倒でした。

痛い思いをしてかわいそうではありましたが、「先に倒れていた人にこけたバイクが当たったり、あるいは後続の車やバイクもスリップして自分がはねられたりと、命が助かったり人を傷つけなくて済んで幸いだったと思え。」としかりつけながら、近所の救急病院に連れてきました。

転倒後、お昼くらいまでは少し痛いくらいだったそうで、午後から片足に体重を掛けると悲鳴を上げるほど痛くて全く歩けなくなったとの事。何とかバイクで家まではたどりついたが、玄関前のアプローチの階段で根を上げてしまたようです。

病院で車いすを借りてのレントゲン検査の結果、骨折はなかったものの、内出血や打撲の痕も少ないのに体重をかけると激痛が走る理由が見当たらず。火曜日にMRI検査をする予約を入れる事になり、ギブスをふくらはぎからかかとまで入れて、松葉杖をレンタルして帰宅しました。多分骨の中で怪我をしていて骨の内部に出血しており、レントゲンには写らないとの事で全治3週間との診断でした。

家の中であっても両腕に松葉杖をつかないと歩く事が出来ないので、全く生活ができる状況ではなく、神戸の家内の実家の義母に1週間ほど看病に来て頂く事になりました。その為、神戸まで私が迎えに参りました。家内の勤め先の学校の方は校長先生に通勤災害の連絡を入れて一週間の自宅療養での休暇を申し入れました。

神戸まで名神から中国自動車道、阪神高速で箕谷まで参りましたが、阪神高速神戸線に入ってから箕谷直前までが大雪で夏タイヤでしたので帰る事が出来るのか危ぶまれました。ひどい降雪で前がほとんど見えません。全車走行車線を徐行ですが、ぐずぐずしていると積雪で走れなくなるので私は追い越し車線を走行して徐行の列を抜き去って参りました。

途中でベンツのアラートが表示されセンサーが汚れて作動不良となったので自動制御は解除されたとの事。

義弟宅にたどり着いて車のセンサー周りを見てみたところ車の前面に雪がびっしりと張り付いていて、それが原因でした。

箕谷インターを降りるとそこは嘘の様に晴天で雪の痕跡すらありませんでした。

義弟宅に家内の実家から義母がたどり着いたので直ぐに出発しました。先ほどの降雪では水を大量に含んだ雪が積もりかけていたので夏タイヤでは通れなくなると慌てて出たのですが、先ほど吹雪の様だったあたりも晴天となりまるで何事も無かったかのようです。キツネにつままれたようだとはこの事なのでしょう。

無事自宅に帰り、最低一週間は義母のお世話になる事になりました。義母も80歳を超えておりますので全てを補佐していただくわけにも参りません。年末には心臓の不具合で入院しており、年末年始を我が家で過ごして頂いたところですのでなおさらです。

家内には、何度も話した事ですが、以前私が会社の人事担当だったころ、14年間で一人だけ交通事故の私傷病で3回休職した若者がいて、三度目の時に次は命が無いと思わないけないと注意したところ、結局友人から借りたRX7で交差点で正面衝突してフロントガラスを眼球で割る事にな、明るいか暗いかくらいしかわからない全盲状態になられた件を伝え、通勤災害が同じく3回目の家内も次は命に係わると諫めました。本当に今回は命に別条がなくて何よりでした。

さて、本日は合気道「眞武館」島本道場の合気道指導日です。いつもなら家内にふれあいセンターの予約に行ってもらっている日でもあります。今日は体験稽古の方もお出での予定ですので休むわけにも参りません。

明日のMRI検査は、半日休暇を頂いて介添えしなくてはならないでしょう。夫婦そろって数え年60の本厄ですので気を引き締めて参りたいと思います。厄払いに行かなくてはならないかな?

2017年の本日迄の稽古時間/稽古日数54時間/18日









  1. 奥様何事もなくてなによりです。
    私も数年前の大雪の際、(休日でしたので)はしゃぎすぎて大滑して後頭部をしこたまタイルに打ち付けたことがありました、、、(通勤でもなんでもありませんが苦笑)

    • 何事もないことはありません。全治3週間で、明日の検査を待たないと激痛の原因がわからない状況です。歩行が一切できず、骨折はないのですが、負傷部分を動かさない為のギブスと松葉杖のお世話になっています。

    • 文中で仰るような命に関わるような大事に至らず、と書きたかったのですが、それでも大事には変わりませんでしたね。そもそも何事もなくの表現は明らかな誤用でした。失礼しました。

    • そうですね、日本語は難しいですね。全く命に関わるような事態にならずに幸運だったとポジティブに考えたいと思います。

  2. 私も昨日の早朝、出猟し獲物の足跡を探していた時に井戸水が常時流れ出ている足元の氷で滑って転倒してしまいました。
    (^^;;
    農林業または磯釣りの時に履く長靴タイプのスパイクを履いていましたが、氷の方がピンを寄せ付けませんでした(⌒-⌒; )

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