新しい風(20160912)

昨夜は、合気道「眞武館」島本道場での合気道指導日でした。

この日は、先月入門届を提出してくださったK谷さんの正規稽古の初日でした。先だって入門頂けたN尾さんも連日の稽古参加で3回目の稽古になります。

出来上がったばかりの真新しい道着をK谷さんにお渡しして、さっそく着用していただきました。背丈や腕や足が長いので、私の様に新品の道着を着るときの大魔神の様な姿にはならず、若干袖や裾が長い位でちょうど良いサイズでした。

この日、ジャージ姿で稽古頂いたN尾さんの道着も注文済みですので出来上がるのが楽しみです。

ヤスイスポーツさんによると、この木綿の生成りの道着は、メーカーが生産を中止すると言う事で在庫限りとなり、その後は同じ価格でポリエステルの道着になるそうです。化学繊維ですので生成りの色は無く、最初から柔らかく真っ白な生地です。

稽古を重ねて稽古後の道着を洗う都度、色がだんだん真っ白になっていく快感はもう得られなくなりました。時代が変わっていくのを感じました。

昨夜の稽古参加者は、ベテランの方々の長期休会やお仕事でのお休みもあり、ベテラン参加はT尾さんだけでK谷さんとN尾さん、至誠館からS田さんがご参加いただけました。

その為、昨日も「なぜ眞武館では初心者から剣や杖をもって稽古頂くのか」と言う意味合いと、初心者の内に身に着けて頂きたい基本動作について説明させて頂きながらの稽古となりました。

杖と剣での「一教:正面打ち動作」の素振り稽古では、正中線を守った半身の立ち方と剣や杖の素振りの仕方、「臍下丹田」についてとその臍下丹田での「腹式呼吸法」と「気の流れ」についてなど、基本的な理合についても説明させて頂きました。

剣での隙の無い横面打ちと徒手での横面打ちの説明から、「取と受け」の二人で行う「型稽古・約束稽古」についての心構えと「見切り」の大切さ、それを身につけるための「受け」の稽古の重要性についても説明させて頂きました。

合気道の稽古は「取り」と「受け」の二人で行うのですから、「取り」であっても「受け」であっても真剣にお互いの動きを見切りながら稽古をしなければ良い稽古にはなりません。良い稽古は「取り」と「受け」の二人で作ると言う事を肝に銘じて頂きました。

「一教動作」の」重要性をお伝えするのが昨夜の稽古の主眼でしたので、技の方も「相半身交差持ち一教」を稽古頂きました。

この稽古を通じて「追い足継ぎ足」と「網代」、「間合い」の重要性。「一教動作」と「正中線を守る」と言う理合についても入念に稽古頂きました。

あっという間に稽古時間が過ぎ、結局稽古終了時間がいつもより5分ほどオーバーをしてしまいましたので後片付けを大急ぎで行って道場を後にしました。

島本町も暑い夏の季節が過ぎて若干涼しくなり、稽古も快適に行えるようになりました。

新入門者も多くなり、我が合気道「眞武館」にも新しい風が吹いて参りましたので今後が楽しみです。

新門下生のK谷さん、N尾さん、合気道を楽しんで頂ければ幸甚です。

2016年の本日迄の稽古時間/稽古日数=328時間/111日









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