昇級昇段(20150512)
5月 12(火) 2015
昨夜は合気道「眞武館」島本道場での合気道指導日でした。
昨夜の稽古参加者は四番弟子TJさん、五番弟子T尾さん、七番弟子M田さんでした。
昨日は「正面打ち一教固めの返し技」の稽古と致しました。
この日の稽古の中で「昇級昇段」について語る機会がありましたのでここにまとめておきたいと思います。
昇級や昇段とは、
- 合気道修行者の現在のレベルを示すものであり、努力した過程を評価するのではなく、努力した結果得たものがどのレベルであるかと言う事を示すものである。要するに努力だけでは昇級昇段には至らずその結果としてなしえたものの評価として後からついてくるもの。
- 級位や段位にはそれぞれ超えるべき段階が規定されており、そのレベルを超えてこそ獲得できるものである。
- あくまでも在位年数や月数、あるいは稽古日数等だけで評価されるものではなく、一定のレベルを超えたかどうかの卒業方式、あるいはまれではあるが、道場によっては、これからどのようなレベルに至るべきかの入学方式で評価されるものである。
- 合気道、特に我が眞武館では特に魂魄のうち魄の範疇の技の熟達だけではなく、精神分野や人間性といった魂魄両方の熟達が評価の対象となる。
- 「あれでも○○級(段)」等と侮られるのではなく「あんなに出来るのにまだ○○級(段)なの?」と評価される事を目指すべきである。つまり「級や段位は後からついてくる」べきである。昇級昇段を目指すのではなく自身の魂魄共の熟達を目指すべきである。
これ以外にも色々ありますが、昇級昇段が稽古の動機になる事自体を否定するものではありませんが、昇級昇段に汲々とするのではなく、級位や段位は後からついてくるものとして今何を取得して何を体現すべきかを日々求めて稽古していけばおのずから級位や段位は後からついてくると私自身は信じております。
我が合気道「眞武館」の門下生の皆さんには是非「さすがに眞武館の門下生、あそこまで出来るのにまだ○○級(段)なんだ。」位を目指していただきたいと思います。同じ級位や段位であれば最強を目指してください。
2015年の 本日迄の稽古時間/稽古日数=164時間/57日
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