手ほどき(20150416)

昨夜も合気道「至誠館」市役所道場での合気道代稽古指導でした。

昨夜の出席者は16名でした。連日大勢の方が稽古にお出ででうれしい限りです。

昨夜も我が合気道「眞武館」から三番弟子TJさんが元気なお顔を見せて下さいました。稽古熱心で結構な事です。

それにしてもこの高槻市役所生涯学習センタービル地下一階リハーサル室は非常に暖かく、少しの稽古で汗だくに成ります。春先であってもまだまだ寒い島本町立体育館とは雲泥の差です。

最も今の時期であれば少し肌寒い島本町立体育館のほうが稽古には適しているかもしれません。

昨夜の稽古でも合気道基礎動作と基本技の稽古と致しました。

昨夜は「一教正面打ち動作」での「気結び」での崩しの入れ方を中心に先ずは稽古いただきました。

大の字に立った受けの腕に前方や後方から「一教正面打ち動作」で結びを入れて押し倒すのではなく斬り上げ斬り下ろし動作で崩し倒しをする稽古を二人一組で行っていただき、続いて「隅落とし」の基礎動作の稽古に展開し、最後に「逆半身体の転換肩口斬り下ろし隅落とし」を基本技の稽古としました。

同じ理合で「逆半身正面突き体の転換一教腕固め」に展開し、「一教正面打ち動作」の基礎動作を入念に稽古いただきました。

続いて手首をとられた場合の握り手の切り方の基礎動作の稽古を致しました。相半身交差持ちに取られた時、または、逆半身肩手持ちでの手の切り方を二人一組で行っていただいたのですが、有段者を含め多くの方が上手くできません。合気道の基礎動作であり5級の間に憶えるべき動作ですので徹底的に稽古いただきました。

日頃の稽古で基礎動作をおろそかにして受けの方も安易に軽く手を取っている証拠です。しっかりと握られた手を力まずに「手切り動作」で切っていただく稽古を繰返し行っていただきました。また、この様な「手を解く稽古をお教えする事を「手ほどき」と言うのであり、合気道の大切な基礎動作です。」とお話ししました。

この後、「逆半身両手取り体の転換一教腕固め」に技を展開しました。これは、二度の体の転換時に左右両手の握り手を「手切り動作」で手ほどきして腰の回転を用いた手刀と共に二度目の手ほどきを行った際に手刀で受けの腕に結びを入れて握る事無く体の転換に導き一教か為に反対の手刀で斬り下ろして一教固めとします。

そして逆半身両手持ちの状態で押しあいをして頂き、そこから脱力をして抜きを入れて天地投げをする稽古をして頂きました。

ぶつかりあいから「抜き」を行うためには、心が競い合いから、抱擁するような優しい気持ちに切り替える必要がある事を説明し、ぶつかり合いのハートが平常心の状態へと急変させる鍛錬と致しました。

最後に「煽り」動作を基礎動作として稽古いただき、「煽り動作」を用いた「座技呼吸法」を稽古いただきました。

「煽り動作」も結局は「一教正面打ち動作」ですので、脱力して「平常心」で行う「一教正面打ち動作」を理合どおりに行えば合気道は合理的に出来ているので自然と受けが膝ごと宙に浮き上がる状態を手本としてお見せして「平常心」の養生の修練として稽古いただきました。

さて、本日は我が合気道「眞武館」ふれあいセンター道場での合気道指導日です。少数精鋭と成る木曜日の稽古は、大勢の門下生でにぎわう至誠館の稽古とは又違った趣ですので楽しみです。今日の稽古はどうなるのでしょうか。

稽古を楽しみにして今日もお仕事頑張ります。

2015年の 本日迄の稽古時間/稽古日数=120時間/43日

 









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