見て取り稽古と演武(20141016)

いよいよ今週末の19日、日曜日は高槻市合気道連盟恒例の演武大祭です。

翌週の26日も公益財団法人大阪合気会主催、吹田市立洗心館武道場での演武大会です。

演武大会の都度、合わせ稽古はそこそこしかせず、殆ど当日あわせで出演しております。

特に大阪合気会の演武大会は、一昨年迄は当日同志社大学体育会合気道部の方にお願いしており、昨年も至誠館の門下生に本当に当日の直前あわせだけで受けを取って頂いて参りました。

今年も同様に本日までそこそこの合わせ稽古しか致しておりません。

ただ、毎回見て取り稽古はかなりの数をこなしております。

そこで便利なのがYoutubeです。

多くの先達の先生方の演武を自宅やその他で目の当たりに出来ます。今年はChromecastのおかげで、これまで以上に大画面で迫力ある演武を見て取り稽古出来ております。

自らの過去の演武も何度も見返してどこが悪くてどこが良いのか等の検討も十分に行えます。

この様に演武大会の直前だけでなく平素からYoutubeでの見て取り稽古を活用させていただいておるのですが、これは道場での指導にも生きております。

門川師範から見て取り稽古の大切さについては再三再四ご指導いただいておりますが、本当にお教えどおり大事なものであると確信しております。

現代はインターネットの発達で道場だけでなく、故人となられた先達の師範や大先生、門川師範の師匠である田中万川師範の演武等も目にすることが簡単に出来ます。

この様な見て取り稽古を続けておりますと道場での指導の時にも門下生の動きから色々な事を見て取る事が出来るようになります。

目を養うことは武道の上達の一つの条件のような気がします。良いものだけを判別できるのではなく悪いところも見て取れるようになる事が目を養う上で重要な要素だとも思います。

清濁併せ呑む事ができてこそ、その清濁の違いが分かると言う物では無いのでしょうか。

高槻市演武大祭まであと数日です。道場稽古は本日の合気道「眞武館」ふれあいセンター道場と土曜日の午前の合気道教室、午後の演武大祭稽古のみですのでYoutubeでの見て取り稽古時間も大変貴重になります。

さあ、万全な体制で演武の秋を堪能していきたいと思います。









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