復帰と初段印可状授与(20140512)
先の土曜午後の高槻市立古曽部防災公園での高槻市民公開合気道教室にて一番弟子K藤君が半年振りに稽古復帰した事を以前報告させていただきましたが、昨日の合気道「眞武館」島本道場では四番弟子H本君が怪我と就職での一ヶ月の休会から稽古復帰を果たしていただけました。
配属先もほぼ確定したとの事で当面は稽古に参加できそうである旨、うれしい限りです。
一方、先の一番弟子K藤君は秋までは大学院の課題や授業でなかなか参加が難しいようですが、怪我の方が完治されたのでこちらの方も何よりです。
さて、稽古のほうですが、新人十五番弟子T野君からH本君への挨拶が済んで、早速日曜日の指導者勉強会の復習をさせて頂きました。
稽古参加者は、四番弟子H本君、五番弟子T尾さん、九番弟子M野さんさん、十番弟子M田さん、十四番弟子Sちゃん、十五番弟子T野君で、至誠館のINI君が稽古前に先だっての二級昇級審査の申込書を持参して、アルバイトがあるからと稽古はせずに道場を後にされました。
残った稽古参加者で先ずはいつもの杖と剣の基本稽古を行っていただいた上で、逆半身片手持ちからの展開技として二教持ち一教抑え込みと入り身投げを行っていただきました。
必ず片手取りを行った受けは、二の攻撃として反対の手で取りの腹への正面突きを行う事とした約束稽古としました。
二の攻撃を防ぐ為には、体捌きの角度や取られた手による下からの突き上げ、つまり一教動作と体捌きのタイミング等によって受けの身体を反転させて死角に入り、受けの二の攻撃が不可能な位置取りをすることが肝要です。ただし、慌てて稚拙に動いてはなりません。受けも常に攻撃の心で受けの役目を担うことが大切です。
この稽古では、見切りと熟達した体捌きと一教動作を体得しなければなりません。そこに平常心による自然体での動作も大事な要素となります。
これらの稽古の後、逆半身両手取りでの前転受身の稽古を行っていただき、最後に「天地投げ」で稽古をしめました。
稽古後に復帰したH本君への初段印可状の授与を行い、印可状のすかし印刷を確認頂き、国際有段者証と眞武館からの昇段祝いの黒帯を贈呈し、皆でH本君の昇段を祝いました。
これで眞武館から有段者になられた方は5人目となりました。そのうち九番弟子M野さんと今回の四番弟子H本君の国際有段者証には指導者として私の氏名が明記されました。
新たな入門者も迎え、古参の復帰も果たし、ますます眞武館は順風満帆で喜ばしい限りです。
これからも愛すべき門下生皆とますます合気道生活を楽しんで行きたいと思います。
2014年の本日までの稽古時間/稽古日数=170時間/59日)
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