サバイバル稽古を終えて(2013/4/27)

27日の土曜日は午前中はいつも通りの高槻市合気道連盟主催市民合気道教室、午後からは13時から17時まで同じく高槻市合気道連盟主催の合同研鑚会「サバイバル稽古」でした。

今回は「理合いの研鑚会」とされて門川師範のご指導の下、合気道や稽古自体、あるいは取りと受け等の本来のあり方について研鑚を深めさせて頂きました。

私も師範からのお教えを真摯に身につけようと、この日は眞武館の道着では無く、お教え頂く姿勢を貫く為に道着も袴も至誠館門下生時代のものを着用しました。普段の稽古でも至誠館で稽古させていただく折は極力至誠館の道着を着用しておりますが袴は眞武館のもののままでした。今回は袴もそろえて学ぼうと言う気持ちに準備の段階からさらに集中させて頂いて稽古に臨みました。

最近、私もこの春の季節の変わり目に体調を良く壊すのですが、門川師範もこの季節、特に小豆島合宿前に腰の不調を訴えられる事が例年の様になられておられます。今回も数週間前からご様子がおかしいようでしたが、午前の稽古前にお話をお伺いするとかなりお悪いご様子でした。

午前の稽古の受けはいつものように私が取らせて頂いたのですが、受けを取らせて頂いている間の感じでは調子の悪さを微塵も感じさせられる事は有りませんでした。
ただ、模範指導はされるのですが、皆に混じって稽古を楽しまれるいつものお姿を見る事は出来ませんでしたのでよほどお悪いようです。

午後の稽古も前での模範指導は全くいつものご様子と変わりなく多分参加された多くの皆さんは殆ど気が付かれなかったのではないかと思われます。

ご指導の中身は普段からご指導いただいている事の集約的なものであり、私自身が眞武館で指導している内容の大本が門川師範にあることを門下生で参加していた一番弟子K藤君や四番弟子H本君に示して頂ける事になったとうれしくなりました。

また、午前中の休憩時間に体の転換について質問をしてこられた至誠館阪大生I君への指導と同じ内容を体の転換についてのご指導でもお話しいただけたので彼には「私が門川師範の弟子である事が良く分かったやろう」と得意げにフォローさせていただきました。

門川師範のお話の中にも有りました「稽古とは古を考える」と言う意味であり、開祖植芝盛平翁先生や田中万川師範のお教えを門川師範が大切にされ、次に受け継がれる覚悟をもたれて指導にあたられている事が良く分かりました。私自身も植芝盛平翁先生、田中万川師範、門川師範と流れて来た合気道の理合いとその精神を私自身が実践出来る様研鑚に励むと共に、また眞武館門下生に伝える事が出来れば幸甚だと思いました。

また、最後になりましたが、サバイバル稽古で毎年協力参加いただける同志社大学合気道部の皆さん、今回も稽古をお付き合い頂きありがとうございました。非常に良い稽古ができました。普段一緒に稽古が出来ない分、新鮮な思いで皆さんなりの合気道を拝見し、色々と学ばせて頂く事も多く有りました。

私自身も一部の方には私なりの合気道についての考えをお話させていただけました。この様に多くの合気道家が一同に会して稽古をし、お互いに刺激しあう事がそれぞれの研鑚に非常に役立つと思います。

また次の機会もよろしくお願い致します。

(2013年の本日までの稽古時間/稽古日数=134時間/52日)









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