非礼な輩

昨日IT業界の盟主とうたわれる業界世界一、二を争う有名大企業の事業本部長さんと担当営業マンが年末の挨拶に来社された。事業本部長の来社と言う事で部下から急遽応対の依頼があり、要請にしたがって挨拶させていただきました。

さすがに事業本部長はそれなりの人物であられましたが、担当営業マンは呆れ返る位に非常に程度の低い方でした。ビジネスパートナーと致したく無い全く気配りの無い方でした。

何故その様に感じ取ったかと言うと初めてお会いする件の営業マンの方から頂いた名刺が一度ゴミ箱に捨てていた物を拾ってきたのではないかと言うような代物だったからです。

名刺の三箇所の角が三角にばらばらのサイズに織り込まれ、ひとつの角はつぶされたように剥離していました。サラリーマン人生の中でこのような非礼な名刺を受け取ったのは新人時代を通しても初めてです。

最初は我慢してお話していたのですが、非礼をお詫びした上で、「あまりにもこの名刺は馬鹿にされている様にしか受け取れない」と担当営業の方に名刺を返上させて頂きました。

その答えは、「それしか持ち合わせが無かったので・・・」

「これでは客である私だけでなく上司である事業本部長にも失礼ではないか。」とお話しました。

東京からわざわざ事業本部長が顧客に挨拶に来られ、何社か回られたのでしょうが、事前に名刺の確認を怠った上に、仮にその様な名刺しかないのであれば名刺の底が突いた事実を伝えた上で失礼ですがと、次回訪問時に正規なものを渡す旨を伝えて手渡すなり、その様なみっともない名刺を渡す位なら「名刺をきらしたので次回お渡しします。」と非礼を詫びるなり手はあったと思われます。今後三十代半ばと思われる、平然と非礼なものを顧客に渡すこの営業マンを仕事上で信用するわけには参りません。

社を去られた後、部下の担当に「私が担当ならあのようなビジネスパートナーは自分にとって百害あって一利無しだからすぐさま担当替えを申し入れる。納期や仕様誤りが出てからでは自分の信用にかかわる。」と伝えました。

「気配り」の出来ない者とビジネス・パートナーを組むリスクは非常に高いのです。こちらが仕事のプロを自負するのであれば、やはりプロのパートナーと組むべきです。アマチュア感覚ではこちらの仕事に差し障りが出ます。仕事とはその様に厳しいものです。相手が新人さんで今後育てて良いパートナーにする事もありえますが30代半ばでは手遅れです。

また、その様な中堅営業マンを野放しにしているこの企業にも疑問を感じざるを得ません。世界の一流企業と言えど、どのような教育を行っているのでしょうか、初対面の顧客に対してゴミの様な名刺を平然と渡す様では、その商品の品質管理も知れています。この企業も大企業病なのかもしれません。

二年ほど前から部下の意向で購入採用を始めた企業でしたが、保守の評判もそれほど芳しくないので多分来期の採用は私が拒否する事になるでしょう。

挨拶にいくら会社の上席者の方をお連れ頂こうとも自ら非礼な輩であれば意味がありませんし逆効果です。

部下たちもあきれていました。開いた口が塞がらないとはこのことなのでしょう。

このサイトの「信念」のページの「気配りの勧め」の記事を読ませたい位に私自身もあきれました。

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