合気道の理合い

昨夜は合気道「至誠館」市役所道場の稽古日でした。

仕事が多忙で「至誠館」にもなかなか顔を出せずにおりますが、昨夜は何とか遅れて稽古に参加出来ました。

30分ほど遅れて入った生涯学習センター地下一階のリハーサル室は既に30名弱の大人数でひしめき合っておりました。四班に分かれての稽古ですが一班が7名から8名の大人数です。待っている場所も無いほどです。一時期は数名での稽古で何名来るのか心配だったころがうそのような昨今の至誠館の賑わいです。

門川師範のご指導の下、前日の眞武館での稽古と同じ「片手両手持ち一教押さえ込み」の稽古から参加しました。この日は、体の転換から技に入ります。

残念なことに常連となっていた一番弟子K藤君も、五番弟子T尾さんも来られておられませんでした。

インドネシア出身のマルセルに来月バリ島に行くというお話しを致しました。マルセルも私の帰国と入れ違いに年末年始にインドネシアに帰国されるとの事です。インドネシアの飲料水は汚れているので決して飲まないようにとのアドバスをいただきました。知り合いの日本人は必ずお腹を壊すそうです。

途中、気合を入れての技の稽古に入ったところで彼から「どうして大きな声を出すのか?」と質問がありましたので、禊の概念と言霊について英語で説明いたしました。いずれも合気道の理合いの重要な部分でもあるとお話しすると「これまで合気道の理合いについて教えていただいたことが無い」との事でしたので「稽古の都度、門川師範が「争わないこと、ぶつからない事が合気道の目的です。」と常に仰っているのが理合いの中心です。ですから、いつも合気道の理合いは教えて頂いているのですよ。」とお話しすると納得していただきました。

合気道の理合いについては、一つ一つ座学で教えられる事は先ずありませんが、稽古の都度、お教えいただいている中に大切な理合いや理念が盛り込まれています。それを門下生が自身で見分けて習得することが大切です。指導される師範のお言葉や技の説明のそこかしこに大切なキーワードや理合いが盛り込まれています。技を眼で見て言葉でお教え頂いた理合いを確認して自己実現してみる事が合気道の道場稽古の醍醐味ではないのでしょうか。それゆえに見て取り稽古も大切な稽古となるのでしょう。

たっぷり汗をかいた稽古後は、恒例の居酒屋「居心伝」での夜の幹部会です。いつものように合気道談義で華が咲き、お腹一杯のほろ酔い気分で帰途に着きました。

帰宅後は、いつの間にかまたコタツで転寝しておりました。風邪を引かないように気をつけなければなりません。

業務連絡:一月の木曜日は、一日を除き全て緑地公園住宅集会所となりました。追って「行事日程」のページにカレンダー登録を致します。

(2012年の本日までの稽古時間/稽古日数=413時間/173日)









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