全身で合気道を行う 3

昨夜は合気道「眞武館」島本道場の稽古日でした。

三連休の最終日と言う事もあって至誠館からW辺さん、OKさん、S木さん、N江さん、K村さんの5名もお出でくださいました。

眞武館の門下生は、二番弟子S木さん、七番弟子T尾さん、十六番弟子N田さん、十八番弟子M田さんでした。残念ながら眞武館門下生のほうが1名少なかった(^^;

で、参加者の顔ぶれを見ると金曜、土曜の「全身で合気道を行う」の稽古参加者が少ない事。金曜の眞武館の稽古人数に比較して土曜の至誠館と合気道教室参加者が圧倒的多数であった事から、眞武館門下生のためにもこの稽古を再度再現する事にした。今日の眞武館門下生の出席率だともう一度この稽古をする事になりそうである。基本の体の使い方なので門下生全員に理解していただきたい事と、私の直の門人よりも至誠館の門人のほうが私の稽古法を理解していると言うのもおかしいと思えるので、是非もう一度行うので稽古に参加していただきたい。

前の二回と同じく片手両手取りからの体の引きによる崩しの鍛錬である。

片手両手取り体の後退呼吸投げ、同入り身投げ、片手両手取り体捌きからの入り身投げ、逆半身方手取り四方投げ、天地投げと展開した。いずれも全身での後退動作から受けを引き込み前に崩す。とられた片手は脱力して受けに預けおき腕力は使わずに全身の後退動作のみによって崩す。

脱力によって自由になった手を軽く切り上げて入り身に持ち込む。あるいは方手持ちに採られた手を切り上げ、切り下げて受けを崩して自己の回りをまわらせて四方投げに受け自らかかるように導く。天地投げも脱力した手を正中線を守りつつ呼吸力で天に切り上げながら円転後退し、返す入り身天地投げを完成する。

単純な動作であるだけに難しいようだ。毎回、稽古開始時と終了時の参加者の技量の上達が目に見える稽古であることに驚かされる。基礎稽古を入念に行う事が近道である事は理論的には分かっていたが、毎回やってよかったと思える稽古法である。

(2012年の本日までの稽古時間/稽古日数=262時間/107日)









  1. あれれ?

    この日は、U城さんも参加されてましたよ。会話されてましたよ。
    私が暑さでボケたかな?入り身投げ一緒にお稽古した記憶が。。。
    だから同数です(笑)

    江見師範 11番弟子さんもお忘れなくネ!

    • 出席簿を確認しました。仰るとおりでした。

      U城さん申し訳ない。確か三人グループを三組作っての稽古だったと思っていたのですが・・・

      m(_’_)m

  2. 奈良の苦学生

    いつも分かりやすいご指導ありがとうございます。分かりやすいんだけど、私の体はなかなかいうことを聞いてくれません(涙)。練習あるのみ・・でしょうか。今日は至誠館の稽古に行きたかったけど、19:30の時点でまだ奈良の学校だし、あきらめて先生のブログを見ています(涙)。来週の暑気払いには行けるようにレポートを仕上げますっっ! 

    • コメントありがとうございます。先だっての奈良合宿では連日お疲れ様でした。
      今週の日曜日は久しぶりに古曽部防災スポーツ公園体育館での武器技の稽古もありますので是非お出でください。
      私のほうは眞武館の水曜日、金曜日の稽古が始まり、至誠館とぶつかるため、至誠館には当面火曜日しか顔を出せません。
      奈良と高槻の二箇所での生活は大変でしょうが今後ともよろしくお願いいたします。

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