合宿明け(20170703)

合宿明けの昨夜は、合気道「眞武館」島本道場での合気道指導日でした。

合宿参加のお二人が出てこられません。M田さんの方は、四半期決算で多忙のためお休みと連絡が入ったのですが、T尾さんはどうされたのでしょうか?合宿疲れでしょうか?

稽古参加者は、M野さん、H田さん、O根さん、SKさん、N橋さんでした。

N橋さんは、昨日入門届を出して頂けた新規入門者で、T尾さんのパパ友のお一人です。もうお一方のパパ友、OY木さんも入門届提出前に道着購入希望を申されておられたので近々入門頂けるものと楽しみに致しております。

さて、結局この日は、M野さんを除きビギナーの方ばかりで、M野さんも遅れてこられたので最初はビギナーのみでの稽古でした。

そこで合気道についての説明や「禊」について説明し、「禊の行」としての合気道とその準備運動としての「天の鳥船運動」、「振り魂」、「前回り受け身」等について理解と体験稽古をして頂きました。

継いで、木剣での素振り各種とそれぞれの稽古の目的と理合について学んでいただき、杖に持ち替えて同様にその稽古の目的と基礎動作や理合について理解いただいた上で、稽古頂きました。「体捌き」の理合についてもここで学んでいただきました。

徒手技に移り、「立ち居振る舞い」、「立ち方」、「歩み方」、「座り方」、「体の転換」、「入り身転換術」、「網代歩き」等の基礎動作の理合と稽古目的を理解していただきながらの稽古としました。

M野さんが来られてからは、合宿での稽古内容の復習としました。今回の合宿の稽古内容は我が「眞武館」では平素から行っている稽古ばかりでしたが、合宿参加のお二人がかなりてこずられていたと至誠館のT居さんやOKさんからお話がありましたので、お二人が稽古にお出でになった時に、てこずられた技をビギナーの方々が難なく出来ていたら面白いだろうと言う悪戯心で稽古する事に致しました。(爆)

稽古参加の皆さんにもその悪戯心を伝えて稽古をスタートいたしました。

我が合気道「眞武館」で普段の稽古で言うところの「外内転換」の技に絞っての稽古とし、横面打ちへの気結びの仕方、「敵の欲するところをあたえよ」と言う体捌きの中核の教えについて理合の説明を行った上で稽古に入りました。

この横面打ちへの気結びについては、以前から行っている内容で、一番弟子K藤君が難しいけれど好きな技ですとよく言っておられたものです。「眞武館」では「横面打ち気結び外内転換一教抑え込み」の技として稽古しております。

古曽部教室でこの技を稽古頂いた事のあるOKさんが、よく覚えて頂いており、「眞武館ではよく稽古されている技なのに苦労されておられましたよ」とお教えいただけたのですが、指導師範が異なると説明方法や言葉の違いなどで戸惑ってしまうのでしょうが、平素よりお教えしておりますように「同じと違い」をよく考えて理解する事で平素の稽古を活かす事が出来ます。

普段の稽古と出稽古を特別なものと考えず、普段の稽古の延長線上と考えて、普段から身につけた基礎動作や理合をベースに稽古していただければ戸惑いも少なくなるかと思います。また、逆に普段の稽古にこだわりすぎるのも禁物です。「同じ」を見つけられればそれが中核をなす理合であり、その理合と共に技をなせば理解が早くなると思います。手先、足先の「うごき」や「テクニック」に拘ることなく、「常に合気道の理合と共にありたい」ものです。

この日の稽古では、合宿では行わなかった、「横面打ち気結び外内転換呼吸投げ」と合宿でも行った「横面打ち気結び外内転換側転入り身投げ」を入念に稽古し、合わせて前回り受け身と後ろ受け身の稽古を兼ねました。

未だビギナーの皆さんは、先入観が少ないためか、横面打ちへの気結び外内転換は直ぐに体得されたようです。この部分が昨夜の稽古の中核ですので上出来です。

後は「側転入り身投げ」での受けの崩し方の稽古をして頂き、再度、「横面打ち気結び外内転換側転入り身投げ」を復習いただいて稽古を終えました。

昨夜も新しい仲間がお一人増えました。稽古参加者も常連でほぼ皆勤賞のT野君やT尾さん、M田さんが揃っておやすみであっても充実した人数がそろうようになりました。以前なら待ちぼうけとなるところでしたのでうれしい限りです。

また、昨夜はビギナーの方々が多く揃われたので、基本の基本、基礎の基礎の稽古をお教えする事が出来ました。M野さんにも田中万川師範のお教えであり、門川師範からご伝授頂いた「教える事は学ぶこと」の実践をして頂くチャンスでもありました。

その様な意味で、昨夜は充実した稽古が出来ました。これからもビギナーの皆さん宜しくお願い致します。

2017年の本日迄の稽古時間/稽古日数221時間/77日









  1. 江見師範、寺尾師範代、合宿では大変お世話になりました。

  2. 江見先生、ご連絡せずすみません。昨日は会社で夜、飲み会があり、参加出来ませんでした。

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