正面打ち一教(20170220)

昨夜は合気道「眞武館」島本道場での合気道指導日でした。昨夜の稽古参加者はT尾さん、M野さん、M田さん、H田さんでした。

昨夜も合気道の基礎動作と基本技の稽古を徹底致しました。

正面打ち一教は、合気道の基本中の基本である理合の集合体です。「正中線を守る」、「剣の斬りあげ斬り下げ動作」、「気結び」、「素直な力と脱力(抜き)」、「体捌き」と履修すべき理合は山ほどあります。

それら一つ一つを昨夜の稽古の中で指導させて頂きました。

受けと気結びするためには、まず自己の内部で手、腰、足などが結ばれていなければなりません。その為に「正中線を守る」ことが肝要であり、正中線を守った動作が、剣の「斬りあげ斬り下げ正面打ち動作」で実現できます。

また、受けの気の流れと自己の気の流れを見切って「合一和合」する気持ち、「一緒に動く」と言う心得も大事です。

盤石な立ち居振る舞いのために膝のゆるみと腰の落とし込みが必要であり、胸を立てて肩を落とすことも大切です。

それらの細やかな基本動作を当たり前の様にできる様、身体にしみこませる必要があります。

昨夜の稽古の目的は、この当たり前にする事でした。昨夜と言うよりも最近の眞武館での稽古は、ほとんどそれが目的と言っても過言ではありません。普段の動作として出来てこその「平常心」での動きであり、そこにゆとりが生まれて「見切り」もより多くの事が見て取れるようになります。

「正勝吾勝勝速日」=「合気道」=「平常心(自然体)」=「普段の動き」との思いで稽古指導を続けています。

2017年の本日迄の稽古時間/稽古日数62時間/22日









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