冬の島本町(20160116)

私共、合気道「眞武館」道場の活動の場である大阪府三島郡島本町は、ウィスキーで有名なサントリー山崎工場の所在地でもあります。

NHKの朝ドラ「マッサン」でもご存知の方は多いかとは思いますが、三川合流の地であり、冬場は天王山越えの北風により寒さ厳しい地でもあります。

同じJR京都線沿線の近隣駅であっても、島本駅を挟む両隣の高槻や山崎の駅周辺と比べても島本町だけ霜が降りて居たり、雪がかぶっている事も多い地域です。

その島本町も土日の雪の後の凍てつく寒さで昨夜も島本町立体育館は凍り付いておりました。久しぶりに板の間に立つ素足に寒さからくる痛みを感じました。

その様な凍える体育館の中で、年初来行っている合気道の基礎動作の基礎の基礎を昨日も稽古頂きました。稽古の内容は今年の稽古始めから行っている物の繰り返しの復習ですが、昨夜の稽古参加者は全員今年初めての眞武館での稽古でしたので新鮮味がありました。

「正中線を守る」、「入り身転換反射道」、「正面打ち一教動作」、「網代歩き」、「杖素振り、杖回し、杖捌き」等の基礎動作や基本的な合気道の理合をじっくりと稽古頂きました。

ただ、先に書きました様に凍てつく寒さですので、まずは入念に準備体操を行って身体を温めてからの稽古としました。合気道の準備体操と禊の行でもある「天の鳥船運動」、「振り魂」も、その意味の説明と共に汗ばむように稽古をして頂きました。

結局、あまりに寒いため、身体を冷やさないように休憩時間を取らず、連続稽古で2時間を過ごして頂きました。初めて体験稽古にお出で頂いた方もおられましたが、帰宅時には「楽しかった」とのご感想でしたのでまずまず稽古は成功だったようです。

この様に暖房器具の一切無い島本町立体育館での冬の稽古は、常に寒稽古となります。その様な厳しい環境下での稽古こそが、本当に身に付くと思います。昨夜稽古参加いただきました皆さんお疲れさまでした。

体調を崩されて数名の方が稽古休みとの連絡を頂きましたが、くれぐれもご自愛ください。体調を早く治して、ご一緒に凍てつく道場で、合気道で楽しく身体を鍛えましょう。

2017年の本日迄の稽古時間/稽古日数=18時間/7日









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