産巣日の理合(20160223)

昨夜は、合気道「眞武館」島本道場での稽古指導日でした。

稽古には、T尾さん、M田さん、T野君、至誠館からM田さん、M渓さん、和魂塾からK村さんが参加頂けました。

稽古内容は、先だっての公益財団法人大阪合気会の合同稽古にて門川努師範からご指導いただいた技について、理合の面からの説明を加えての指導とさせて頂きました。

合気道の中心をなす「正勝吾勝勝速日」は、」自然体で相手とぶつからず天地神人和合の精神で合気道を行うと言う理(ことわり)です。

どのような合気道の技もこの理のもとに行われなければなりません。開祖は「正勝吾勝勝速日こそ合気道そのもの」とも仰られておられます。

技は形から入るのではなく、この理、つまり理合を理解して施さなければなりません。

これを体現すると「天地神人和合の武道」となり、「産巣日の理合」による合気道となります。

まずは、自らの魂魄が共に和合し、魂は平常心となり、魄は自然体とならなければならず、自らの魂魄の和合があってこそ相手との和合を図る事が出来るわけです。

相手と「徒に争おう」として力みが入ったり、力技となる事がない様に、常に膝や肩の力を抜いてリラックスした自然体を保つことが合気道の修行の一つとなります。

これらの理合をベースとしてこそ初めて技の形が出来て参ります。力まず、引っ張ったりぶつかり合ったりと言う事のない様にまずは心(魂)の修行が先決です。

昨日の稽古ではそのような力の出し方の基本動作から稽古頂きました。

技の方は、「逆半身片手持ち二教抑え込み」、「相半身交差持ち入り身投げ」、「相半身交差持ち一教腕抑え」と合同稽古での技をなぞり、最後は「正面打ち一教腕抑え」の早掛けで、汗を流して頂いて稽古を終えました。

特に「入り身投げ」では「真空の気」の理合等の説明も入れさせていただきました。

土曜日の六時間稽古から、日曜日の二時間の合同稽古、昨夜の眞武館での2時間の稽古と久しぶりに三日連続の合気道稽古となりました。

充実した合気道三昧の日々を過ごさせて頂いて有難く思います。

お仕事の方もそれに負けないように頑張って楽しんで取り組んでいきたいと思います。

さて、本日も忙しい一日となりそうですが、頑張って参ります。

2016年の 本日迄の稽古時間/稽古日数=63時間/23日









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