基礎の基礎(20160107)

昨日は、合気道「眞武館」ふれあいセンター道場での合気道指導日でした。

稽古参加者は、残念ながらT尾さんと関西大学合気道サークルのY倉君のみでした。

T野君は自転車転倒時の膝の故障が再発したようです。お大事に。

最初の一時間は、Y倉君との二人だけの稽古でしたので合気道の本当に基礎の基礎である基礎動作についてレクチャーさせて頂きました。

基礎の基礎と申しましてもある意味、昨日の稽古の大半が合気道の奥義ではないかと私自身は考えております。

先ずは、呼吸について。腹式呼吸や気の出し方、気の流れと気結びの仕方、気結びと脱力の関係等を体の転換の稽古と共に行って頂きました。

体の転換では、多くの人が「受けを動かそうとする」研鑽をされておられますが、大先生は「相手を動かそうと考えた時点で徒な競い合いになっており、その時点で負けている。」とおっしゃておられます。

「無抵抗主義が合気道」とも仰られておられ、「あたかも清流が川の中の岩をすり抜けて流れるように」自然体で相手と和合する事が肝要です。

その為、受けの方の気の流れを読み、それに合一和合して、気を有難く受け入れて(受霊)、反射として受けの欲するところを与えて転換する事が入り身転換反射道の入り口です。

「来らば即ち迎へ、去れば即ち送る。対すれば和す、五五の十なり、二八の十なり、一九の十なり、即ちこれを以て和すべし」と鬼一法眼の言葉をかりて大先生は仰っておられます。

この理合での稽古に昨夜は終始致しました。

T尾さんが来られてからも最後まで入り身転換反射道の理合をもとにした「体の転換」を理合の深堀をしながらの稽古と致しました。

この稽古後は、あれだけ肩に力が入って力んだ手で体の転換をしておられたY倉君が見事に膝の力を抜き、脱力した自然体で体の転換をこなせるようになられました。

次の稽古の場でも再現が可能かどうかを確認させて頂きたいと思います。

流石に二段のT尾さんは、立派な体の転換をされておられました。眞武館師範代の面目躍如です。

さて、2時間に亘る「体の転換」の稽古の後、高槻駅まで帰って参りますと、SLKで迎えに来てくれた家内が次男一家が近くのファミレスの「さと」で待っているとの事。

もういないかと思っていた孫の惟人君ともう一晩一緒におられました。

「さとしゃぶプレミアム」で思いっきり夕食を食べて、おなかを膨らませて帰宅したときには11時を過ぎていました。

惟人君も途中で寝てしまったのでこの日はお風呂にも入らずに就寝しました。

私も録画しておいたNHKの連ドラ「あさ」を見てから、満足して床に就きました。

2016年の 本日迄の稽古時間/稽古日数=5時間/3日

 









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