水害(20140821)

丹波地方につづいて広島の方々が豪雨による水害の被害を受けられました。なくなられた方々のご冥福をお祈りすると共に怪我をされたり被災された方々の一日も早い復旧、復帰を祈念致します。

今回の被害は花崗岩が風化して出来たまさ土と呼ばれる地質地帯に発生したと言う事です。

実は私の故郷の神戸市東灘区も昭和の初めに大水害がありました。

神戸は花崗岩で出来た六甲山で有名であり、私の母校の名前でもある御影は高級花崗岩の名称として有名な御影石の産地であり、流れる川の名称も石屋川と言います。

神戸では小学校の頃からこの水害について学んでおり、六甲山に遠足等で登山するといたるところに砂防ダムや土石流をとめる砂防堰堤を目にすることが出来、その役割について学習させられたものです。

ニュース映像を見ると今回の土石流のあった地域にはその様な砂防ダムや砂防堰堤が見受けられないような気がするのですが、錯覚でしょうか?

今回の被災地の地質や地形はふるさとの神戸によく似ており、他人事のような気がしません。

地震と違って豪雨と言うのは周期のようなものは余り無いような気がします。いつまた雨が激しく降り出してもおかしくないと思われます。

二次災害が発生しない事をお祈りいたします。また、今回は無事であっても同様の地質地形がたくさんあると思われますので広島の被災地に関わらず、ふるさと神戸をはじめ、危険地域である無に関わらず、十分ご注意下さい。

本当に最近の気候はどうなっているのでしょうか?

人間の傲慢さに地球が怒っているような気がしてなりません。

 









コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です