市民公開合気道教室(20130803)

昨日は土曜日恒例の午前午後を通して6時間稽古と成る、高槻市合気道連盟主催の市民公開合気道教室の日でした。

何時ものように午前9時に愛車BMW K1600GTLで家を出ました。この日は長男の引越しの日でしたので、家内は一時間先にMPVで長男宅に向かっていました。

午前中の高槻市立芝生総合スポーツセンター体育館での門川師範ご指導の稽古では、相半身交差持ちからの展開技をご指導いただきました。師範のご指導では大阪合気会特有の表でも裏でもない腰を入れ、自己の足元に受けの腕先を導いて行う一教動作での技でしたが、最近は表の一教動作で行う方が多く、受けの肘の斬り上げ動作を省略した、上から乗る形が一教押さえ込みだと解釈されておられる方が多いように思います。

門川師範からお教えいただいているのは一教動作とは抑え込みでは無く、肘の斬り上げ動作であり、肘を押して抑え込むのではなく腰を回転させて自らの足先に導き崩す、崩し倒しであると言うことです。

多くの方が受けの腕だけを相手とした、ぶつかり稽古と成っておられます。「ぶつからず」の実践として、また、「徒に争わない合一和合の技」でありたいものです。

大汗をかいて午前の稽古を終え、お昼ご飯を食べに一旦帰宅して、家内が用意してくれた食事をとり、新しい道着に着替えて、再度長男宅に向かう家内にMPVで送ってもらって高槻市立古曽部防災スポーツ公園体育館に13時に入りました。

古曽部は武器技を中心に稽古を致しておりますので10本近い杖や木剣を担いで参りますのでバイクでは運搬が無理な為、駐車代節約の為に何時も家内に送ってもらっております。

午前中の芝生と違って、午後まで稽古する物好きは最近では私と至誠館のK藤さんくらいです。

体育館に到着すると一番弟子K藤君が待ち構えていました。

この日の稽古参加者は至誠館からK藤さん、市民公開教室生N埼さん、眞武館からは私と一番弟子K藤君でした。

夏に入ってからはこれまで以上に参加者が激減しております。最近は広い古曽部の体育館のサブアリーナを数名で占有した贅沢な稽古となっております。

稽古の内容は、

    1. 杖を用いた手首の鍛錬
    2. 杖回し
    3. 杖捌き
    4. 杖素振り
      1. 正眼の構え
        • 正面打ち
        • 横面打ち
        • 逆横面打ち
      2. 八双の構えからの正面打ち
      3. 脇構えからの正面打ち
      4. 正眼の構えからの正面打ち八双返し後ろ下段突き下段返し
  1. 徒手技
    1. 相半身交差持ち
      1. 一教抑え込み
      2. 二教抑え込み
      3. 三教抑え込み
      4. 入り身投げ
  2. 木剣
      1. 五孤の剣
      2. 禊の太刀
    1. 剣対剣
      1. 正面打ち嶺押さえ斬り上げ呼吸投げ
  3. 徒手技
    1. 天地投げ

としました。

この日はメインアリーナで剣道の集団演武の稽古と試合があり、気合の声がまるで悲鳴のように体育館に響き渡って来ました。剣道人口の多さはうらやましい限りです。剣道の素振りを拝見していますとやはり我々のものとは随分と違いがあります。剣に対する考え方の違いが良く分かるように思えました。

午後の四時間に及ぶ稽古が終わって迎えに来てくれている妻の運転で自宅に一旦帰り、汗を流す為にあわてて入浴を済ませて長男の新しい家に参りました。嫁のご両親が朝から引越しの手伝いをして下さっており、頭の下がる思いでした。

サンマルクに予約を入れて、引っ越し祝いと長男の誕生日を祝って夕食を皆でご一緒しました。

長男の新しい家は本当に良い環境で以前のマンションよりも広くて立地も緑の多い良い場所でしたので安心しました。

孫のかわいい顔も見れましたので夫婦二人だけの生活となった自宅に家内と戻りました。

(2013年の本日までの稽古時間/稽古日数=265時間/95日)

 









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