正中線を細く守る

昨夜は合気道「眞武館」緑地公園住宅道場での稽古指導でした。

至誠館道場のK澤さんが初めての道をわざわざ緑地公園住宅集会所にお出でいただきました。スムーズに集会所の場所を見つけられたのは何よりでした。稽古にご参加頂き本当にありがとうございました。

昨夜の稽古参加者は、他に二番弟子S木さん、九番弟子N田さん、十一番弟子M田さんでした。

昨夜の稽古は、表題の通り「正中線を細く守る」と言う事を主題にした稽古としました。

先ずはいつもの準備体操、天の鳥船運動、振り魂を行い、続いて恒例の前後斬り返し正面打ち体の転換を行ったのですが、ここでこの体の転換を毎回行う意義を詳細にご説明いたしました。

要約すると主題の「正中線を細く守った体の転換」基本動作を身に付けるためです。また、半身になった場合に正中線が明後日の方向に向いておられる方が有段者でも多く見られますが、剣の振りを行った場合に正中線はその剣の振り下げに合わせて真正面を向くのは自然な身体の動きですのでこの習慣を身に付けることも目的の一つです。つまり、前後斬り返し正面打ち体の転換を行うことによって細い正中線を養生し、半身の立ち姿が必ず正中線が正面を向くように鍛錬しているわけです。

この体の転換に続いて一人体の転換動作を行っていただきましたが、これも正面から突きをお腹に入れられるイメージでその突きに気合せ気結びして最後に気収めするイメージでの体の転換をしていただきました。正面突きの受けの動作をイメージし、その突きの気を後ろに受け流す感じです。突きたい人にどうぞ突いて下さいと、もっと突かせて上げる気持ち、気合せで突きの気を一旦頂く気持ちが大事です。

次に道場全体の大きな気を受けの突きの気としてイメージを膨らませて道場全体の気を受け流し、大きな気での入り身転換を行っていただきました。三角に入って丸く捌き、四角く収める。△○□、気合せ、気結び、気収めの理合いでの体の転換を行い、その間「正中線を細く守る」を実践いただく稽古としました。

続いて通常の取りと受けとで行う組み稽古での体の転換を行っていただきましたが、ここでは受けも取りの動きに磐石に備え、取りの動きを見切って、気合せ、気結びした受けを行う稽古とさせていただきました。受けで気合せが出来るようになれば取りをとる時も簡単に気合せ気結びできるようになります。その様な受けの稽古が非常に大切です。「気結びの太刀」はそのような約束稽古の鍛錬で有り、徒手技であってもその理合いから離れない心積もりが大切です。

体の転換に続いて「網代歩き」の稽古をしていただきました。網代歩きと同時に両手で気を練る動作を入れていただき、続いての「相半身交差持ち一教押さえ込み」に技をつなげました。

ここで休憩を入れましたが話が弾んで少々休憩時間が長くなってしまい。休憩後は昨日最後の技となってしまいました。「逆半身二教持ち一教押さえ込み」です。

剣の斬り上げ動作である一教動作に重点をおいて、押さえ込みは文字通りの押さえ込みでは無く切り下げ動作と導きによって受けを崩し倒す理合いでの稽古としました。

時間が無かったため各自一巡しか稽古できませんでしたが、皆さん本日の稽古の勘所は把握されたようで上手に技を繰り出していただけました。

稽古後、至誠館のK澤さんと十一番弟子M田さんとでJR山崎駅までの道のりをご一緒して色々なお話に華を咲かせながら緑地公園住宅を後にしました。

2013年の本日までの稽古時間/稽古日数=17時間/8日)

 

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