ふれあいセンター道場(2012.11.29)

昨日は合気道「眞武館」ふれあいセンター道場での稽古指導日でした。

昨日の稽古参加は、一番弟子K藤君、二番弟子S木さん、九番弟子N田さん、十三番弟子知玖君でした。

いつもの準備体操、天の鳥船、振り魂、前後斬り返し正面打ち体の転換、一人体の転換、二人体の転換の後、片手両手後ろ取りからの展開技を稽古していただいた。

相半身正面打ちでのつばぜり合いの状態から受けが片手両手取りで取りの片腕を後ろ取りでねじ上げます。取りは空いた一方の手で後ろにいる受けのわき腹に手刀で水平打ちをするように体の転換を行い、受けが追従してきたところで腰を反転して入れ替えて一教押さえにします。

この間、受けの動きにぶつからずに腕は脱力して気の流れの中で技を施します。一教動作で相手の腕を斬り上げる時もぶつからない様に斬り上げて斬り下ろします。

これらの動作を自己を中心とした体の転換とその斬り返し体の転換の円転する気の流れの中に受けを巻き込み技を行います。

この理合いでの一教押さえ込みと入り身投げの稽古を行いました。

一昨日の至誠館での稽古と同じく入り身投げで相手の崩れた重たいところで担ぎ上げて入り身投げを行おうとする傾向が見られたので、入り身投げのそもそもの崩しの原理と表の入り身投げを伝授しました。

至誠館の門川師範の入り身投げは、その多くが表の入り身投げで崩された瞬間には入り身投げを極められています。この入り身投げを身に付けると重たい受けを下から担ぎ上げてぶつかりつつ無理やり重い受けに入り身投げをするような事は無くなります。

また、効果的な入り身投げの稽古となるように受けの稽古として後ろに反り返っての後ろ受身の取り方や、崩される時に自身は大きく崩れずに取りの動作に追従する受けのとり方の稽古もして頂きました。約束稽古は取りと受けとの気合せで行ってこそ型稽古としての効果が上がります。

受けはなるべく軽く半歩づつの歩みで軽く崩れずに受けを取る必要があります。このような受けが取れる様になると返し技も可能になります。柔らかい受けとは身体を柔軟に使って大きくわざと崩れる受けではなく、崩れる事なく取りの動作に和合した受けをとる事が肝要です。いつでも返し技に入れる事が大事です。このような受けの稽古をする過程で、取りの崩しの理合いを自然と身に付けられる稽古としました。具体的にお知りになりたい方は眞武館にお出で下さい。結構面白い稽古ですよ。

最後に天地投げを行って昨日の稽古を終えました。

業務連絡:10日(月)の忘年会の会費は男性4,500円、女性4,000円となりました。

昨日は、実は仕事の方で重大発表があり、4月に会社名が変わる事になりました。今朝の日経新聞等には記事が出ていると思います。いきなり業界世界第10位から3位の会社になります。

従業員数も倍以上になり、世界各国に5社以上の子会社が出来ます。

ワールドワイドなシステム統合等の新たな課題が山積みとなりました。来年は合気道が出来るのでしょうか?

会社が大きくなった喜びと共に不安も押し寄せます。仕事自体は面白くなりそうですので部下たちと一丸となって乗り切っていくしかありません。入社30年目の大きな節目の年越しとなりました。苦しい事つらい事を楽しむ門川師範流の本領発揮の時です。

(2012年の本日までの稽古時間/稽古日数=421時間/177日)









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